ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

「日本一公園」

2008-02-18 | Weblog
私の家から車で西に約15分位の所に大江町がある。

大江町を流れる最上川は町のはずれで右に大きく蛇行する。

その蛇行する箇所の左手山側が、左沢城址、楯山公園だ。

ここは最上川ビューポイントの一つで、あまりの景観の良さから、別名「日本一

公園」とも呼ばれている。

8月のお盆には灯篭流しや大花火大会が行われる。



今日は久し振りの天気に誘われ、日本一公園に登ってきた。

冬、まだ雪のある時にこの公園に来たのは初めてだった。

もちろん日本一公園から眺める雪景色はどんなだろうかと胸膨らんだ。

山頂付近は1メートルを越す積雪で、下の駐車場から歩いて15分程かかった。

そこに現れた景色、やはり感動・・・・・。

何枚か写真を掲載。











写真よりも眼下に拡がる現実の光景は、はるかに雄大で、また高さからくる臨場感がものすごい。

冬の荒涼とした大地が目の前に180度拡がる大パノラマ。

帰り道、東の奥羽山脈がきれいに見えた。






昨日も夜8時過ぎから、犬の散歩に出かけた。

昨夜は快晴で、きれいな月夜だった。

雲が月明りで微妙な色合いと影を映していた。

星もたくさん見えていた。

散歩中、さまざまなことを考える。

現役中はしきりに仕事のことを考え、いいアイデアがないかと考えてみたり、その日の仕事に間違いはないかと考えたりもした時間だった。

しかし仕事の呪縛から解き放たれた今、ふと何かを思い出しては、歌にするよう
になった。




昨日も散歩の帰り道 一句詠んでみた・・・・・・


   「月夜道・・・・・

    いつか帰りし・・

    銭湯の・・・・・


    思い出したる・・

    父のぬくもり・・」

  
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・end

たらの芽

2008-02-17 | Weblog


 一昨日大江町の「道の駅」から買ってきた「たらの芽」を買ってきた。

この時期の「たらの芽」にしてはかなり大きく、春の香りがいっぱいに溢れていた。

家に帰って、早速てんぷらに。

しかし、「たらの芽」特有の苦味を含んだ味も、香りもなく、水っぽくて、期待は
ずれ。





今朝、食卓に「たらの芽」の白胡麻和えが並んた。

早速カメラに・・・・・。

今朝の「たらの芽」は、山の香りでいっぱい、歯ざわりがあり一昨日のてんぷらと
違って、春,山がいっせいに新緑に萌える頃に採ってくる山菜の味に近いような気
がした。

料理の仕方でこんなに味が変わるのかと思うと不思議だ・・・。

そんな訳で、残った「たらの芽」は、「春の香り」と「春の息吹」を楽しむための
観賞用に、水をやり、大切に育てることに。

外は真っ白な雪の世界・・・・・

暫らくはみずみずしいあさ緑いろの芽を見ながら、春待つ心をそっと「たらの芽」
に託そうと思う。

※ 私の趣味・・??          

多趣味???  でも、 やっぱり一番は山菜採りかなァ・・・・・?。

毎年、春5月山菜シーズンの休日には、ほとんど1人で山に入る。

自宅の周りは山又山の自然がいっぱい。

私の山の御師匠さまで、年齢は私の三歳後輩、山生まれ、山育ちの「K様」曰

く・・・・には

「春、芽吹きの季節になると動物の体は本能的に山菜の苦味を要求して来るん

だ・・・」

ウム^^^ウム^^^(私)

その話を聞かされて以来 なるほどなと思い、それ以後大の山好きに。

採れる山菜の種類は、たらの芽、こしあぶら、うど、わらび、たけのこなど。

でも、私の山菜採りのシーズンは悲しいことに、ごく限られた短い期間だけだ。

私は  が大嫌い。

    下草が生えてくる頃になると蛇も冬眠か

ら覚めていよいよ活動を始める。

仕方なく私の山菜取りのシーズンはあっという間に終了。

どうすれば  が好きになれるのだろうか・・・・?

ちなみに私の山のお師匠様・・「マムシ」はいないか^^^・?

ェッ^^^そんな^^バカナ^^^・・・・?

答えは・・・・「マムシ」は高く売れるとのこと。

もうひとつ・・・一昨年初めて本格的に「笹たけ」採りに福島の山まで師匠様に連れて行ってもらった。

前日、背中いっぱい背負うくらいの大きな大きなリユックサックを買って準備・・
午前2時、深夜出発、車中は  を飲みながら「笹たけ」を
採る姿に夢膨らませあれやこれやと5人の男のおしゃべり・・・・3時間後の午前5時目的地に到着。

いよいよ  待望の山に入る・・・・

しかし、たけのこ(笹たけ)採りはすぐに諦めました。

(私の最大の欠点・・・諦めが早い・・・かも)

3メートルもあるようなはじめてみる笹、右も左も行けども行けども笹、笹、笹だ
らけの急斜面・・・

初心者には笹の根元から出る小さな「笹たけ」を見つけることは簡単ではない。
今にも  でも出そうな深山・・・・携帯電話・・・もちろん圏外
ガサガサッ・・・・大嫌いな・?  風で笹の葉
がこすれる音。

みんなの姿が見えなくなると「オ^^^イ」と大声で叫び居所を確認。

ア^^^ァ 疲れたァ^^^もう止めた・・・

そんなわけで去年はおとなしく自宅待機・・・でも、やさしい師匠様、今年も福島の「笹たけ」をいっぱい届けてくれた。

「笹だけ」は・・「笹だけは寝て待て・・・?」  という事にしました・・。



ここ4日間ほど雪が降り続く。

日曜日で休みの今日、息子がトラクターで家の前を除雪。



自宅前の道の角を曲がった表通りの様子。

旧六十里街道の通りだが、現在、バイパスのバイパスまで出来、地元の人以外はほとんど通らず。



先日、バイパスからの写真で紹介した神社。



家の周りの積雪は約60センチこれからが本格的な雪降り・・・?

雪はこれ以上もうたくさんデ-----ス

春まだまだ先のことのようだ・・・・。


左沢線・・・・(冬-1)

2008-02-15 | Weblog






朝8時頃の左沢線上り山形行ディーゼルカー。

ほとんど通勤,通学客で朝6,7時の時間帯が一日のうち一番混み合う。

この時間帯だけ、4両編成のワンマンカーだ。

日中は1,2両編成で、無人駅が多く乗客はあまりいない。

写真の列車も8時になると乗客が減り、2両編成に。

雪煙を撒いて、ブルーの色がひときわ鮮やかに。

現役の頃、私も時々羽前高松駅から朝6時57分発の列車で山形まで通勤に利用
した。

利用した理由のほとんどは山形で飲み会がある時だ。

毎日、マイカー通勤の私にとっては、たまにしか乗る機会がない。

ホームでの並び方、乗り降りの仕方、切符の取り方等、いつもすっかり忘れてしま
っている。

運転手が1人だけのワンマントレイン、乗り降り時ドアは自動開閉せず。

自分で手動のスイッチボタンを押す。

最後に乗り降りする人が自分でボタンを押し、閉めなければならない。

それでもいろんな思い出がある。

最終電車に乗り、酔っ払って2駅先の終着駅まで寝過ごしたことが何回となくあった。

いつもは女房か子供に迎えに来てもらっていたが、ある時酔っ払った勢いで、およそ二時間かけ、深夜歩いて帰宅したことがあった。

毎日車で通う道を列車に乗り、のんびり車窓の風景を眺め通勤した時、ふと時間に
追われ、毎日精一杯働いているだけの自分に、何故かとりとめもない不安を感じて
しまった時もあった。

この続きは左沢線(冬-2)で・・・・





昨日は、国道も吹雪。

みんなライトをつけ走っていた。

吹雪で、道路と他との区別がつかない。



だんだんと街も雪の量が多くなって来て、道の両側に除けられて行き、そのうち
に2メートル」以上にもなってしまう。



我が家の回りも雪の量が増えてきた。

ここ3日間毎日雪掃き。

それでも今年はまだ1度も屋根の雪降ろしをしていない。



こちら側は風が強くて屋根には余り雪はないが、その分反対側には吹き溜まりができ、倍ぐらい積もる。



我が家の坪庭・・・アァ^アァ 隣の家の屋根の雪が地上とつながるのも間近。


昨日は左沢駅前のそばやで昼食。



帰りはごらんのように激しい吹雪。



ここは時々女房と二人で食べに行くが、昨日は私一人。

いつも「天ざる」を食べる。





そばの量は本当に驚くほど沢山。

げそ、野菜等のてんぷらと漬物、その他が付いて700円。

なんとなく素朴な雰囲気がして、ここに行くと気持ちが和らいでほっとする。

もちろんそばの味も自家製そばとあって大変おいしい。

今日はタイトルが「左沢線・・(冬=1)」だが、写真を見ると最後の2枚を除
いてみんな雪景色だ。

雪、雪 明日はなんか楽しい話題に変えなくちゃァ^・・・・

最上橋

2008-02-10 | Weblog
今日は、先日「最上川」の記事で書いた大江町に行って来た。

妻と寒河江で昼食を食べた後、大江町のス-パーに買物に、その後一緒に写真を撮ってきた。





写真は、「旧最上橋」。

※ 晴れた日が当日の写真で2月16日(土)に雪景色の写真と一部文章を新た

に加える。

川面に優雅な弧を描く3つのアーチが映っている。

写真は「旧最上橋」の上流およそ200mに平成15年完成した「新最上橋」から

撮ったもの。



※ この写真は3日かかってとった私の一番お気に入りのアングル。

実際は吹雪模様だったがこの縮小版では残念ながらよくわからないようだ。

最後にオリジナル版のものを掲載。

「旧最上橋」は昭和15年に完成した鉄筋コンクリート橋で、当時の最新の土木技
術で造られた、3連アーチの昭和ロマンあふれる見事な美しさを誇る橋だ。

およそ70年前にこれだけ美しい形の橋を設計し、また施工した技術には分野は違
っても同じ設計を仕事とする者にとっては本当に感動させられる。



私が建築の世界で設計の仕事を始めた昭和46年当時はまだコンクリートの型枠材
にベニヤ材は使用されておらず、すべて木の無垢材で出来ている小幅板が使われて
いた。

使用されているアーチの型枠、あるいは支保工だけを考えてみても大変な技術が必
要ではなかったのではないかと思う。

近年は老朽化が進み一部車両の重量制限。

4,5年前に大規模な補修工事が施され、すぐ近くに新最上橋が出来上がっても、取り壊されることなく保存、利用される。

新橋の完成に伴ってもっぱら地元の人だけが通る橋に。

しかし、もうこの橋は大江町の人々の心の財産になりきっているような気がする。



私の愛車アコードも一緒に「最上橋」をバックに写真を一枚・・・



この「旧最上橋」の下流は大きな淀みになっている。



下の写真はもう少し下流から「最上橋」を眺めた写真。



この「淀」の右岸一帯は「旧最上橋」が架かっている場所を含め、かって江戸時
代、京都の商人西村久左衛門がこの地に舟屋敷を造り、酒田と、米沢の舟運中継地
の河岸として、ここから先の上流は米百俵の船が、ここから先の下流は米200俵
の船が総数で36艘、最盛期には米3万俵を取り扱う賑わいをみせた所でもある。



写真は川港として範栄した往時を偲ばせる蔵屋敷。

もちろん、船だけではなく、商人、船頭、米運搬、旅籠などさまざまな人達で町は
賑わいをみせた。

又、酒田の港から北前船で運ばれた米俵の帰り船にのせられ、優雅な京文化がこの山間の町まで運ばれてきた。

その代表的なものが「お雛様」だ。

現在でも旧家に貴重な「雛飾り」が数多く残っていて、一般に公開しているところ
もある。



昔の賑わいの名残を語るかのように、雪に埋もれ半分川に沈みかけた小船2艘が橋の近くにひっそりと繋がれていた。



堤に、かっての「渡船場」の面影を語る石標が。



上の写真は「淀」の下流。

鴨が十数羽、川面に波紋を描きながら浮かんでいた。

「淀」を過ぎると、最上川はここで大きく右に曲がって流れて行く。

大きな中州を造るほどの激流の姿に豹変する。


山形出身の歌人斉藤茂吉がかってこの地を訪れ、一句詠んでいる。

   左澤の・・・・・・

   百目木たきちて・・

   最上川・・・・・・


   ながるるさまも・・

   今日みつるかも・・

              ※ 左澤・・・(地名で)あてらざわ



 私も一句詠んでみた・・・・。

   ふりしきる・・・・

   雪にさざめく・・・

   最上橋・・・・・・


   いずこへ去りし・・

   河岸の賑わい・・・


例年3月末から「雛飾り」が公開される。

今年は是非大江町の「雛飾り」を見ながら一句ひねってみようと思う。


下の写真は去年の秋「日本一公園」から撮った最上川に架かる新旧2つの「最上

橋」。




月山・・・Ⅱ

2008-02-09 | Weblog
今朝は今年一番の冷え込み。

最低気温が-9℃位。

朝方快晴で、かえって冷え込みが厳しかったのだろう・・・・・。

そのおかげで、暫らく振りに月山が姿をあらわす。

月山とはおよそ半月ぶりの対面。

晴れた日はいつ見ても穏やかな表情を見せてくれる山。

この月山の奥に、湯殿山、羽黒山が連なっている。



写真の左側に飯豊、朝日連峰の一部が見える。



この写真ではよく見えないが、飯豊、朝日連峰はこのまま新潟県まで続いて行く。

この山脈の裏側は日本海だ。

今日、私の家の裏からこの月山が見えたのはほんの3時間あまり。

その後はいつものように雪雲に覆われ、姿を隠してしまった。



今日は土曜日で両親がデイサービスに。



朝9時に施設の方が車で迎えに来て、午後3時半ごろ帰って来た。

介護・2の父と支援・1の母は近くの施設で毎週土曜日、通所で世話になってくる。

お風呂に入ったり、遊戯(体操)をしたり、食事をしたり、昼寝をしたりして1日

中楽しく過ごす。

施設の方に大変親切にしていただいて、2人共満足そうだ。

私と妻・・・・

いつまでも二人長生きして下さいと願っている・・・・。


夜、九時過ぎから犬の散歩に出掛けて、只今10時過ぎ帰宅。

1時間10分の散歩。

このところ少々肥満気味、約5キロのいつものコースだが、今年は雪が少ないお
かげで歩道を歩ける。

ところどころ車道しか歩けないところもあって、危険なところもあり、どうしても
冬の季節は散歩をサボリがち。


  今日も歩きながら、一句・・・・・・・。


    月あかり・・・・

    凍てつく街か・・

    白き道・・・・


    遠い煌めき・・

    満天の星・・・・


それでは オヤスミナサイ・・・・・

ハクチョウ & カモ

2008-02-08 | Weblog
昨日、孫と妻の三人で隣町にハクチョウを見に行った。



すぐ近くに民家がある小さな沼だが、毎年冬になると遠いシベリアの空から,オオハクチョウ十数羽とカモが300羽くらい越冬の為飛来する。



この時期になると鳥達もだいぶ人間に慣れ、白鳥はもちろん、小さなカモまで、人間の手から直接餌をもらうようになる。

食パンが大好物。



孫が食パンを小さくちぎって撒くと、いっぺんい多くのカモが近寄ってくる。



あまりの数の多さと、ガァ^ガァ^というかん高い鳴き声に圧倒され、いつのまに
か孫の顔は珍しさというより、こわばった表情に変わり、あとずさり。

ハクチョウの中に、首の周りがまだ灰色をした幼鳥がいた。

3月になるとみんなシベリアの大自然の故郷に帰って行く。

果たしてこんな幼鳥が何千キロの長旅に耐えられるのだろうかと思うと、不思議な
思いがした。

わが初孫もハクチョウの子供のように、いつしか逞しい青年に成長して、果てしなき未来へ羽ばたいてくれるようにと、祈った。

昨日の夕方、その孫も3日泊まって昨日(やっと)帰って行った・・・・。

我が家に又静けさが戻った。

少し寂しくなった・・・・・・。

昨晩夢を見た・・・・・・・・・

「我が家」に待望の内孫が生まれた夢を・・・・

30をとうに過ぎて独身、青春真只中の我が家の長男・・・・・いつのことやら期待しないでじっくり待つことに・・・・・・

2月

2008-02-03 | Weblog


一昨日の寒河江市。

よく晴れた天気で,遠くに山形の市街地がくっきりと見えた。

寒河江市と山形市は車で40分、およそ20km位の距離だが、積雪量は山形市のおよそ倍位はある。

下の写真、昨年春に「つつじ祭り」の時撮った、同じアングルからのもの。





こうして長く厳しい冬の季節が終わると、春はすべてが一斉にやって来る。


妻は1泊入院の治療を終え翌日1月30日無事退院した。





病院から出て来てもスリッパを履いたままだ。

前日の治療で下肢全体を包帯で強く締め付け、足が剥くんで靴が履けないようだ。

退院後、2日ほど安静にしたおかげで、また普通の生活に戻りつつある。


一昨日の午後、近くの最上川をひとりで散策して来た。








ここは「牛前の渡し」(うしまえのわたし)という、昔「渡船場」があった所。

晴れた日には、川の上流に月山(臥牛山)が見える素晴らしい眺めの所で、最上川

の私のお気に入りスポットのひとつ。

牛前の渡しの由来は月山は別名、牛が寝そべっている形に似ていて臥牛山(がぎゅ

うざん)と呼ばれていることから来ている。

古くは庄内と内陸を結ぶ60里越街道として、又、月山、湯殿山、羽黒山の出羽三

山を巡礼する信仰の道として栄えた。

江戸時代に入ってからは、徳川幕府への年貢米積出港として、また行者、商人が多

数行き交かい大いに賑わったところだ。

川岸には船頭小屋があり、大小2艘の渡し舟があったそうだ。

昭和36年に現在のコンクリート橋が完成し、「渡船場」はその役目を失い、やが

て消えて行った。




「牛前の渡し」はこの橋の上流約50メートルのところにあって、今は面影をとど

めるものは何ひとつとしてない。

よく見ると、坂道らしきものがある。

あの急な細い坂道を、いにしえより何百年にもわたり人々が往来したのかと思う
と、この渡船場で繰り返された歴史の織り成す悲哀に想いが誘われて行った。

真冬の最上川の川縁は私以外に人影は誰1人なかった。

しばし、川の流れと、静寂な時の移ろいに、私は呆然として立ち尽くしていた。

やがて静寂な時が壊われた。

私の気配に驚き、一斉に川面から飛び立っていった数羽の水鳥の羽音。



しかし、静寂はすぐに戻った。

対岸の杉木立の風景と、澄んだ碧と鉛色をした雲との冬空を映す川面は、長い時の
流れをじっと語らずしてただ眺めてきただけなのだろうか・・・・・?

そしてこれから先も・・・・・・


1句詠んでみた・・・・・
      

   いにしえの・・・・

   牛前渡し・・・・・

   水碧き・・・・・・



   遠き旅人・・・・・

   みなもへ映し・・・


今日は2月3日節分。

我が家でも娘夫婦が遊びに来て孫と一緒に豆撒きをした。

そんなわけで今日も賑やかな一日で終わった。

暦はいよいよ春到来。

しかし雪解けはまだまだ先のような気がする・・・・・・

いつの間にか2月4日になってしまった。

オヤスミナサイ・・・・・・