早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

浅間山噴火のニュース

2019-08-09 | 時事ネタ

一昨日、浅間山小規模噴火、警戒レベルが3に引き上げられた、というニュースが流れました。

流れました、というのは、噴火が起こったことを町内放送が流れるまで、また友人からのLINEを見るまで全く気付かなかったというわけです。直線距離で言うと、浅間山山頂付近から8キロくらいのところにある我が家、音も揺れも全くありませんでした。しかし、夜10時すぎの真っ暗なとこに「浅間山が噴火しました~」なんて町内放送が聞こえてきたら、ちょっとびっくりです。実は引っ越してきてから初めての噴火だったので、浅間山の噴火について知識がなさ過ぎました。天明の噴火の話は資料館で見ましたが、そんな恐ろしい結果の偏った情報しかもっていなかった私。そして、長崎の普賢岳とか桜島、阿蘇山の噴火のイメージが強い九州人としては火砕流でも発生したのか?避難しなければならないのか?今日はノンアルコールデーにしといてよかった、なんて変なことばかりを考えていました。

朝早起きな分、夜は早寝の私。既に10時には寝ていました(爆)。そして、よく状況のつかめない「噴火した」という情報しかない町内放送で起こされ、一瞬慌てたのですが、そこからネットとテレビで状況をつかみ、0時半の気象庁の説明も聞かずに、降灰に備えて窓だけ閉めて寝てしまいました。朝起きて、様子見ついでにジョギングに行くと浅間山は何事もなかったかのように鎮座しています(冒頭の写真)。報道のヘリの音がやけにうるさく感じるくらいで、町の人々も何事もなかったかのように生活を始めていました。

そう、この付近に住んでいる人にとっては「この前もあったよ、忘れてたけど」という感じのようで、レベル3も半径4キロの範囲への規制で、浅間山は半径4キロ内にはほとんど人は住んでいませんので、これ以上レベルが上がらなければ、登山客が入れなくて残念、という影響ぐらいのようです。風向きのおかげで(群馬の方スミマセン)8日のお昼現在、長野県内では降灰は観測されていないとのこと。

もちろん、活きていますから何がおこるかわかりませんし、何の保証もありませんが、報道による風評被害だけは避けたいものです。気象庁発表の「浅間山では、今後、居住地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生する可能性があると予想されることから、昨日(7日)22時30分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げました。」という文言の「居住地域」というのはどのあたりを指しているのか、個人で判断するのは難しいですね。

いずれにせよ、大きな被害がないことを祈ります。


最近のコインパーキング事情

2019-07-18 | 時事ネタ

先日、車で移動して横浜に2泊することになりました。荷物を運ぶためだったので仕方がないのですが、近くの駐車場はいつも満車。車で行ったはいいけど停めるところがない、では困ります。以前、予約できる「庭先パーキング」(普通のおうちの敷地や駐車場を一般に提供している)とやらをどこかのサイトで見たことがあったので、近所にないのかと探してみました。予約が出来ると安心して到着できます。しかも、それが安かったら一石二鳥です。

検索結果・・・三井のリパークにたどり着いて、近く(といっても1キロは離れていましたが)の駐車場を予約できました。しかも、24時間400円!もともと見ていた一番近くのいつも満車の駐車場(これも三井)は24時間最大料金が1200円です。まあ、24時間1200円も相場としてそんなに高いわけではないと思いますが、24時間で400円となると、これは破格値・・・少なくとも私にとってはですが。

行ってみると、その駐車場は先が行き止まりになっていて、通りすがりで見つけて停めるではなく、知ってる人ではないと停めに来ないような位置。だからその破格値だったのかもしれませんが、検索していると24時間400円~800円くらいで色々ありました。便利なところは予約も取れなかったりしましたが、まあまあリーズナブルです。

利用するにはユーザ登録をして日程を指定して予約、クレジットカードで支払いを済ませ当日は現地に行くだけ。一泊の場合は2日予約する必要があります。駐車場には「予約専用」のコーンが置かれているので、それを移動して駐車する。コインパーキングによくあるロック板は下りた状態でそのまま利用します。実は、悪意の人がその予約専用のコーンを除けて駐車してしまう恐れがあります。今回は悪意の人はいなかったので事なきを得ましたが、もしも駐車されている場合は問い合わせ先に連絡をして対処してもらうようです。予約の際に車のナンバーも登録するので、予約外の車だということは明白なのでレッカー移動でしょうか。もちろん、レンタカーなどの場合もあるので、車のナンバーも直前まで変更可能なようです。駐車場のキャンセルも前日までは無料。これからも機会があれば利用してみようと思っています。

★参考★ https://www.repark-toppi.jp


井の頭公園のサクラ

2019-03-27 | 時事ネタ

今朝の井の頭公園のサクラです。全体としては三分咲き位でしたが、陽当たりのいいとこは七分くらい、反対にまだまだ蕾ばかりというのも結構ありました。

 
ただ、今日はお天気もよく暖かくなるので、一気に開きそうです。朝6時半の時点で場所取りも始まってましたので、予定のある方はお早めに。ちなみに、6時半の時点でブルーシートでの場所取りは始まっていましたが、まだまだ余裕はありました。明日のことはわかりませんが参考まで。
 
明日からお天気下り坂の予報ですので、平成最後の(←最近の流行⁉)青空に映えるサクラは今日が狙い目かもしれません。と、書いたのですが、その後の天気予報によると、お天気はそんなに崩れなさそうですね。失礼しました。
 




スワンもスタンバイok。レンギョウの黄色が朝陽に映えて眩しかったです。花粉が飛ばなきゃ&人混みがなければ、今日もう一回行きたいとこです。

透析中止について

2019-03-08 | 時事ネタ

福生病院で人工透析治療中止を選択した女性が死亡した、という話がニュースになっています。ネットやテレビのニュースで見る情報しか持っていませんが、この方は透析を続ければあと4年は生きられた、との報道もあります。

日本透析医学会からは、透析見合せを検討する状況として
1)透析を安全に行うことが困難で、患者の生命を著しく損なう危険性が高い場合
2)患者の全身状態が極めて不良であり、なおかつ患者の意思が明示されている場合や家族が患者の意思を推定できる場合

という提言が出ているようです。

実は、昨年亡くなった義父が10年以上透析をしており、終末期にも透析は続けていました。義父は延命治療を拒んでおり、自宅で死にたいと言っていたのですが、最後は病院でした。そもそも、透析自体が延命治療なので終末期に透析をすべきだったかというのは家族の中で議論になりましたが、医師が本人に週3回を2回にしましょうね、と言ったら義父がうなづいた、というので本人の意思が確認されたことになっていました。義父は意識もしっかりしていたのですが、余命もあと2週間、とか言われた時の医師の言葉にうなづかない人はいないかと。

私は透析を受けたことがないので、透析自体がどのくらい苦痛で、どのくらい負担があるのか、受けない場合にどのくらい負担があるのかを理解していませんが、義父が透析の後はぐったりしていたのは事実です。透析をすることが透析をしないことよりも悪影響になるのであれば中止する、という医師の判断だったと認識していますが、本人に「中止」を決めさせるのはやっぱり酷なのかもしれません。

今回報道されている当時40代の女性と家族はどんな気持ちで中止を決断したのでしょうか。

延命治療を拒んでいたとしても、義父が透析を中止した後亡くなったとすると、家族は悔いが残ってしまったような気がしています。いずれにせよ、終末期医療は難しすぎて、何が正しいか間違っているか簡単に判断できるものではないと思います。


NHKドラマ「みかづき」をみながら思うこと

2019-02-20 | 時事ネタ

NHKで放映されている5話完結のドラマ「みかづき」。
原作となる小説は読了していて、久しぶりにキャストにズレがない・・・つまり小説を読みながら思い浮かべていた登場人物のイメージにぴったりのキャスト・・・でした。もちろん、私の個人的感想でしかありませんが、こういうドラマはすいすいと見てしまえますし、そもそもそれなりの内容を5話にまとめているため、いいテンポのドラマだと思います。

昭和時代の塾の話で、舞台は千葉県。私自身、地方の田舎で育ったので環境は随分違うとは思いますが、まさにこの昭和50年代に小学生だったので「塾」流行りの時代にのって「塾」通いをしていました。実は、私の住んでいた田舎の町は大企業の工場があったため、転勤で着任した幹部のご子息が都会に戻った時に後れを取らないように、という要望で塾が盛んになった、と最近になって初めて知りました。
確かに、その幹部の社宅があるエリアの中学は市内でもレベルが高く、子供心に、そのあたりには個人病院が多いので医者の子供が多いから、と勝手に思っていたのですが、病院以外の理由がちゃんとあったのですね。

うちの親は大企業の幹部でも医者でもないのですが、当時、市内で1,2を争う進学塾に入れたかったようです。そして、小学5年生になるときに入塾試験にめでたく合格して通い始めました。しかし、何せ進学塾なので激しく厳しい。中学3年までの5年間通うのですが、最初は45人だった同級生も中学3年で卒業するころには半分くらいになっていました。週に4~5日、午後5時半から7時半まで、時々延長もあり。中学校になると、土曜日に午後2本授業を受けることもありました。今では絶対ありえない「ビンタ」も日常茶飯事でした。歯を食いしばれ!といってビンタされる風景が教室内で普通にみられるのです。今思うと、なんだかすごい5年間だった気がしますが、おかげさまで学校の授業は楽ちんだったのが救いです。

その塾で上位にいた生徒は私立の進学校に進み、最高学府に進み、人によってはその最高学府をすぐに辞めて医学部に入ってみたり、と、とにかく華々しい活躍をしています。私は下の方の人だったので、地方の公立の進学校に進み、中くらいの大学に通い、普通のサラリーマンになりましたが、今も彼らと会うだけで脳みそが刺激されるのは確かです。

鶏口牛後という言葉がありますが、私は小学校の頃から「牛後鶏口」だな、と思っていました。何故ならば、牛の中のビッケであっても、一定のレベルは確保できることを実感していたからです。鶏口は自分が一番頑張る人でなければならないつらさがあります。牛後というのは、もしかしたら既得権益(というのかは?ですが)の中でぬくぬく過ごす怠け者かもしれませんが、これも好みの問題かな、と。また、自分の通う中学校では上位だったのですが、牛後では「井の中の蛙」なりようがなかったのも〇でした。

最近、就職活動をしている甥っ子が東京の家に居候しているのですが、彼を見ながら「どういう人生を選ぶのかな」と興味深く見ているところです。色々な刺激を受けながら面白い人生を送ってほしいものです。

注)20141018の皆既月食です。みかづきの写真が見当たらず。。。