早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

ハルゼミ

2018-05-29 | 野鳥・生き物
信州も随分温かくなり、昼間の暑いときは東京と変わらないくらいの温度に上がるようになりました。ただ、朝晩は10度を下回ることもあり、結局は部屋の中の温度は冬の温かい日と同じくらい、という快適な生活です。

さて、そんな信州の春(というか初夏)ですが、セミが鳴いています。最初は何の鳴き声なのか判断できず、この時期にセミってことはないだろう・・・虫?カエル?なんだろう、と思っていたのですが、ハルゼミと呼ばれるセミなのだそうです。Wikipediaによると、ハルゼミは「ある程度の規模があるマツ林に生息するが、マツ林の外に出ることは少なく、生息域は局所的である。市街地にはまず出現しないが、周囲の山林で見られる場合がある」そうです。

まず都会では見られないということですね。道理で東京の市街地に住んでいてハルゼミに出会ったことがないのはうなずけます。次に、出身の九州でも出会ったことがない気がするのは何故かな、と思いましたが、ハルゼミの生息地としては九州まで含まれるので、自分の住んでいた地域に松が少なかっただけなのでしょうね。確かに、どちらかというと緑があるところでも竹林が多かった気がします。

このハルゼミ、ちょっと気になってどんなセミなのか探してみたのですが、セミ自体が小型な上に黒く、梢の高いところにいるらしく、さっぱり個体が見当たりません。鳴き声だけが聞こえてきて、暑くないけどセミの大合唱🎵という、ちょっと不思議な体験をしています。

↓この木々の中から鳴き声が聞こえてくるのですが、どこにいるのかは?です。鳴き声はちょっとヒグラシに似ている気がします。