早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

続・受動喫煙の話

2018-07-05 | 時事ネタ
今日(7/5)から都立動物園と水族館が全面禁煙になった、というニュースを見ました。対象は上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園。上野動物園は以前から全面禁煙だったようですが、今回他の3つにも拡大されたとのことです。全面禁煙ということで、園内には喫煙所が設けられず、喫煙する人には再入園するチケットを配布~一旦外に出て敷地外にある喫煙所にいくようです。

受動喫煙についての取り組みは大歓迎なのですが、その敷地外の喫煙所のそばを通る人はむちゃくちゃ受動しちゃうわけですね。閉鎖された空間で吸ってくれない限り、誰かが受動するわけです。昔々、まだ会社の自分の席でタバコが吸えていた時代のこと、それはやっぱりまずいだろうとフロア内に喫煙所が設けられ自席では吸えなくなりました。しかし、そのフロア内の喫煙所が私の席の横にできてしまったのです。その時代ですから、閉鎖空間ではなく(にわか仕立てだったので多分)換気扇もなかったと思います。つまり、フロア内のタバコの煙がすべて自分の近くに集まってきてしまったわけです。

禁煙場所が増えるのはいいけれど、タバコを吸いたい人が減らないならば、どこかしわ寄せが来るのです。家で子供がいるから外で吸ってよ、と言われたお父さんは通勤の途中の道路で吸います。なので、その後ろを歩いていると、ずっとタバコの煙を吸う羽目になるのです。道を変えるしかありません。
最近は通勤もしないし、あまりタバコの被害にあうこともなかったのですが・・・先日運転していて被害にあいました。いい季節になってきたので、窓を開けて運転している時に、混雑していてのろのろ運転が続きました。そこで、前の車の運転手が窓を開けてタバコを吸い始めたのです。その煙は、その後ろを行く運転手(私)の位置に流れてくるわけです。窓を閉めればいい、という話でしょうが、そんなところで受動喫煙するとは思いませんでした。

全面禁煙の取り組みは歓迎ですが、喫煙する人がいなくならない限り、どこかで誰かが被害を受けているのです。動物園の外の喫煙所が閉鎖空間であることを期待します。


注)これは動物園ではありません・・・