www.613grammes.fr(出典)
芸能界にしても、物を書く世界にしても、しゃぼん玉の国だと思う。
一瞬のきらめきであり、それに全てを賭ける。
でも、多くの人が入ってきて結構簡単に出ていく。
やめてよねって思う。
青春の思い出にしないで。
無理だと思うから出ていくなら、まだいいが、出たり入ったりはしなで。
そういうことに最も向かなくて、していたら、人生を棒に振るだけだ。
でも周囲を見渡せば辞めて行く人の方が多いのかな、と。
合わないと思えば、それもありでしょう。
けれど1回入って、簡単に出られないのもこの世界だ。
ここに意外な落とし穴だ。
若い頃から関わっていた者ほど、それは難しくなると思う。
すっぱり忘れられれば、そっちの方が素晴らしい。新しい人生に進めるのなら、その勇気と決断を称えたいくらい。
でも、できないと思う。
今、私の中で何かが生まれ始めている。小さく呼吸をしているが、その全貌がとらえきれない。
こういうときが1番もどかしいんだと思う。