そう思われる人に私はなりたい

2008-11-15 02:09:59 | 戯曲塾
 この前、嬉しい言葉をいただきました。
 私の作品が面白いって。
 言われたのは多分、初めてじゃないんだけど。

 後からじわじわ嬉しい言葉でした。

 自信がどこかで失われていく感覚があった。自分の中では劇作家コースの中で書き続け、とにかく書き続けることで、どうすればいいか気づくことはある。
 
 それでもどこかで淋しかった。
 評価される、それは直結で自信に繋がるから。

 されないことはどこかで空回りを呼ぶ。

 私はこういう・・・芝居の世界やものを書く仕事って相性のいい人に合えるかどうかで大きく変ると思う。どんなに互いに優れた者が近くにいても感覚として「あれは嫌い」としか思えないものってあるのね。

 そう思うものは人は認められない。
 お互いに能力があっても感性が違うってことで認められない。

 あの人にはダメでもこの人にはってことがある。
 その「この人」に逢った時評価が180℃変ることもある。
 
 感覚の違う人に理解してもらおうと頑張ることは虚しいことだと思っている。経験でそれを感じた。必ず理解してくれる人は現れる。認めてくれない人に頑張ってアピールをし続けるより認めてくれる人に素直に従う。

 それが正しい方法だと思う。
 これは勘で感じる。それなりに苦労した挙げ句の勘ね。

 踏まれても立ち上がれって勘ね。

 家の母が「あなたじゃなきゃって言ってくれる人が現れればいいのに」ってよく言います。母の「あなたじゃなきゃ」は嫁にもらいたいって思ってくれる「あなた」なんだけど、仕事でも同じ。「あなた」じゃなきゃって思ってもらうことは何より大切だと思う。

 そう思われる人に私はなりたい。

 

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