今はずい分冷静に、考えます。
客観的に考えるといろいろ今までと違った風景が見えてくる。
今でも少し、中にいた人とは付き合いがありますが…。
初期の役者コースはつか芝居が好きで受けに来る人が多かった。
後期になると、東京都北区がいくらか助成金を出すので、つかこうへいはしらないし、芝居も1度も見たことがないという人が受けに来ることが多くなりました。
中にははっきり好きな演出家は○○さんですと他の人の人の名前を挙げる人もいましたからね。
つかさんの作品は古典でもない。
いつの時代でも通用するものでもない。
やはり独特ですね。
凄い、厳しかったと思いますよ。
あれだけ、考え方や姿勢を考えさせられた所はなかったです。
正直劇団って組織は苦手なんですが、やはり苦手でした。
芸能事務所にいる方が向いてるタイプでした。
それでも、他では絶対に覚えられない、人生と生きていくうえでも大きなことを覚えました。
って、そこをはっきり書かないんですけどね。
終わろうが、書いていいことと伏せたままでいることがいいことはやはりあります。
でも1つだけいうと、
「日本人はチャンスはいくらでもある」
と思っています。
でも、あそこでは
「チャンスは1回」
それを逃せば、あとはどうなるか…。
そういうことだったと思います。
だから甘く考えるな、常に狙って行け、勉強をしろ、そんなことが今も頭にこびりついています。
というより、今でこそ改めてこびりついています。