ありふれた名前

2009-02-08 13:43:29 | 戯曲塾
 子供の命名、それって大変でしょうね。

 親ならばこそ、思い入れも強く、いろんな理由で思いを託しつけるものでしょう。

 私は親ではありませんが、お話を作る上で名前は沢山作ります。
 この場合、下の名前を考えるということではなく、名字から考えて行くわけですから少し事情は異なります。

 主人公らしい堂々としたとか、清々しいとか、音の響きがいいとかね。
 そんなことを重要視してるつもりなんですが、どうしてもしょっちゅうしょっちゅう作っていると、もう最後には出尽くして、なんでもいいとなるか、懲りすぎてなんじゃこりゃになるかどっちかに別れます。

 個人的に自分の名前がありふれている為、どうしても少ない名前、可愛らしい名前に憧れますね~。
 結果、「私って少女趣味だったの?」と思うことも多々です。

 現実の話となりますが、難しい漢字を付けられた子、変った名前を付けられた子は、将来自分の子には普通の名前を付けようとする傾向が、少なからず周囲にはあります。
 
 子供の頃、テストや何かで名前を書かされる時、時間がかかるらしいのですよ。特に高学年にならないと習わない名前は、小さい頃、テストなどで書く時それだけで時間を取ってしまったなんてことが、記憶の中で蓄積して「名前は単純な方がいい」となるらしいですよ。

 私などは小学校3年までで習うような字ですから、書けないなどの悩みはありませんから、ここら辺は体験した方ならではの悩みなのでしょう。

 だから憧れましたよ。変った名前。
 
 でも色々経験してくとやはり平凡が1番だという結論に達しました。

 私の場合は話を作っていてに戻ってしまいますが、PCで変換するだけでも大変なことがあります。
 「かおり=歌織」としただけでも変換できないんですね。登録しちゃえばいいじゃんってことなんですが、その話を作らなくなった時も候補を押すと出てきますし、まして、「か」と打って変換候補を出すようにすると、したくない時でも勝手に「か」を押しただけで「か=歌織」と変換されます。

 これがめんどい。
 イチイチ労を惜しむなってことですが、労を惜しんでおります。

 ありふれた名前=その人物には優れた素晴らしい素質が潜んでいる。
 最近はこの路線に憧れております。


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