大阪水曜ほっと集談会一世です。
今年はあまりの寒さと、過労から血圧爆上がりの私です。
土日は仕事が目が回るほど忙しく、昨日もフラフラでした。
さて、最近周到に計画された強盗など凶悪犯罪が増加していますね。
背景に個人情報の流失などにより知らない間に犯罪に巻き込まれるケースがあります。
私たちの集談会活動においてもより一層個人情報の管理やNPO法人としてのコンプライアンスの遵守が求められるかと思います。
さて神経質者をカブトガニに例えるようで恐縮ですが、この生き馬の目を抜くような世知辛い時代において緊張して顔が赤くなるとか、声が震えるといったピュアな心の持ち主は本当に貴重であると思う私です。
かつて私にもそのような年代がありました。
知らんけど!(笑)
人生100年時代の今還暦など鼻たれ小僧ですが昨年よりじわじわと老化を感じます。
元々天然ボケに自己内省が減り厚顔無恥になり、最近は加えて老化による物忘れのトッピング付きです。
しかしながら年齢を重ねることで人間の実相というものが見えてくる部分もあります。
神経質であることに抗い続けた日々もありましたが、今は少づつ自分を肯定することがふえています。
集談会でのすばらしい神経質者との出会いもその要因です。
最近はHSPと呼ばれる繊細であることを自認する若い方が増えています。
自分について知ることは大切ですが、そこからどのように一歩を踏み出していくのか混沌としたものを感じます。
また一般社会でも鬱経験者が増えましたが、治ってしまえば神経質性格とは相容れない人々も多くいます。
少し神経質とは違うものを感じるのです。
強い欲求に裏打ちされ粘り強い生きる力を持つ神経質者は、繊細であるだけでない特別な人々かもしれません。
これは私の主観ですが世の中の変化に伴い森田博士の時代に形外会に参加されていた当時の神経質者と今の神経質は微妙に変化しているような気がします。
いづれにしても、なかなか一般社会では出会うことができない貴重な人々なのです。
会員減という事実は認識しながらも、集談会の存在が益々輝きを放つ明るい未来が待っているような希望を感じる一世です。
今日の森田博士の言葉
人を気軽く便利に、幸せにするためには、自分が少々悪く思われ、間抜けと見下げられても、そんなことは、どうでもよいふうに大胆に、なればはじめて人からも愛され、善人ともなるのである。
2023.2.14 一世