大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨日仕事で事前に用意周到に準備をしていたにもかかわらず予期せぬ出来事が起こり疲労困憊 しています。
それはさておき、先日銀河鉄道999の作者である松本零士氏が亡くなりましたね。
多くのアニメーション作家より生きる上でのインスピレーションをいただいている私です。
銀河鉄道999は、永遠の命(機械の体)を求めて宇宙を旅する一人の少年星野哲郎と謎の美女メーテルを主人公にした物語です。
知らんけど!
正直ストーリーが複雑すぎてよくわかりません。(笑)
私は若い頃このメーテルのような謎めいた女性に憧れたのです。
今は好みが違います。
(もう美女とは何の関係もない年齢やろ!)心の声
ちなみに彼女がまとっているのは、喪服であると何かで知りました。
この物語は人間の生老病死の根本問題を描いているのかもしれませんね。
旅と言えば私も10歳の頃に突然死の恐怖に襲われて、14歳で読書恐怖が始まりそこから神経質症状と格闘する心の旅を続けてきました。
今もその心の旅は続いています。
残念ながら謎の美女メーテルは寄り添ってくれません。(泣)
しかし森田療法が同伴者となってこの旅をこの上なく豊かにしてくれていると感じています。
今日の森田の言葉ですが昨日に引き続き水谷啓二先生の言葉より引用させていただきます。
※「窮すれば通ず」という言葉があるが、まことにそのとおりだと思う。
私どもの人生の難路においては、すっかり行きづまってしまって、全く二進も三進もゆかなくなった時に、思いもかけず、パッと道が開けてくることが多いものである。
だからお互いに、どんな苦境、どんなみじめな状態におちいっても、決して自暴自棄になったり、あるいは自殺をくわだてたりしないで、今日のなすべきことから手を離さないで何とか生き抜いてゆくことが大事であると思う。※
厳しいサラリーマン生活を振り返って一時期仕事のプレッシャーや人間関係で四面楚歌に追い込まれたのですが、何とか土俵際で踏みとどまった私です。
還暦を過ぎて水谷先生の言葉がガンガン心に響いてくる一世です。
2023.2.21 一世
※水谷啓二氏著 あるがままに生きる 白揚社より一部抜粋