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大阪水曜ほっと集談会一世です。
ここのところ日々の仕事に加え、若い友人との忘年会や自助グループ活動で多忙な日々です。
ところで私たちが活動している自助グループの機関誌を発見誌と呼んでいます。
今月12月号の発見誌の巻頭言に興味深い言葉がありました。
「よわいはつよいプロジェクト」と「生活の発見会」という内容です。
以下はラグビー選手会が立ち上げた「よわいはつよい」プロジェクトのホームページからの引用です。
「私たちは時に何者かになろうとしますが、自分が自分でいることが最も力が出せる状態であることに気がつきます。」
「弱さを受け入れた時、深いところにあった自分の本当の力がやってくるのだと思います。」
昨夜の全国版リモート初心者懇談会でも、今の自分をいやいやながらでも少しずつ受け入れていくことの大切さを学んだ気がしました。
強い弱いが問題なのではありません。
完全に強い人間も完全に弱い人間もいないのです。
私たちは常に誰かに弱さを補ってもらいながら生きているのかもしれません。
また自分を受け入れるためには、自分だけでは完結できない。
どうしても同じ苦しみを体験した仲間との心のふれあいが必要ではないでしょうか。
ふとそのようなことを感じました。
※今日の森田博士の言葉
われわれは、自分自身の正しい自覚ができるときには、そこに正しい事実を認識するのであるから、これは人間共通の心理であり、自分の病的あるいは特殊な心理でないということを知り、すなわち自分の心の内に人間を共通に見るところの平等観というものが成立する。
2023.12.6 一世