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大阪水曜ほっと集談会一世です。
もうすぐクリスマスですね。
今日も不思議なタイトルで失礼します。
別に森田博士がクリスマスにデートを推奨されていたわけではありません。
時代背景が全く違います。(笑)
さて私は還暦過ぎのおじさんですが、この時期になるとなぜか心がざわめくのです。
イルミネーションの美しさやクリスマスソング、街角で見かけるカップルを見るとドキドキして心がわくわくするのです。
念のため動悸、息切れではありません。
皆さん森田博士が恋愛の心理にも言及されていることをご存知でしょうか?
例えばこんな感じです。
※また人を恋する心でも、強いてこれを抑圧しよう打ち勝とうとするから、かえって苦しくなる。
森田博士が、人間の心理に関することであれば神経質だけでなくさまざまなことに興味を持たれていたことがわかりますね。
確かに一時期とことん、悩むことも必要ですが、社交不安を持つ若い独身の皆さんには異性の友人を持ちたいという欲求もあると思います。
今の自分ではだめだと決めつけてその思いを、かくあるべしで覆い隠さないで欲しいのです。
自分の小さな世界から抜け出して、1日も早く立ち直って、クリスマスデートや友人とのパーティも楽しんでほしい。
私は17歳で森田療法と自助グループに出会ったこともあり、不安をもちつつ、ある程度青春を謳歌することができました。
そのことを今とても幸せだったと感じています。
あのまま、小さな自分の世界に閉じこもっているとクリスマスデートをすることもなかったと思います。
今の時代、結婚、事実婚、同性婚、独身など様々な選択肢があります。
選択肢が多すぎて、自分を見失うこともあるのかもしれません。
ガチガチの高校の受験生から自由な大学のキャンパスに学んだ時の感覚に似ていますね。
自分のためだけではなく愛する誰かと一緒にいたい、生きたいと願うことも神経質の若者の心の事実であり、自然な欲求ではないでしょうか?
今年はその心の事実に従って、少し勇気を出して、素敵なクリスマスをお過ごしください!
2023.12.10 一世