「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

1月15日(水)14時~・1月21日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会&新年会を開催します

八方塞がりとブリの粕汁

2025年01月04日 07時37分57秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨夜はブログをアップしようと思いながら、ウトウトと寝落ちしてしまった私です。

書く書く詐欺で、正月から懺悔です。

さて関西では、冬になると鮭やブリを入れた粕汁がふるまわれます。

寒いこの時期この上なく美味しいのです。😀 

さて先日初詣で九星気学(きゅうせいきがく)によると今年は八方塞と言われましたね。😂 

鑑定に詳しい知人によるとこの時期は休息の年で、積極的に動いても形にならないそうである。

九星気学(きゅうせいきがく)は、日本の伝統的な占いの一種で、古代中国の易学に由来しているそうだ。

八方塞がりと言うと40代での単身赴任生活を思い出す。

仕事が忙しく正月も帰れないような時期があった。

職場から帰ると誰にも会わず、おめでとうの言葉もない。

この時はさすがに凹んで孤独を感じた。

正直辞めて帰りたいと思ったが、住宅ローンがちらついた。

そんなときは、よく煮込み料理を作った。

そんなある正月の出来事である。

ローンを払い続けている自宅にも帰れず、人間関係にも行き詰っていた。

ふと粕汁が食べたいと思った。

見よう見まねで作ってみた。

美味しいとは言えない代物であったがぐつぐつと粕汁が煮えるの見ながら少しだけ心が和らいだ。

切ない思い出であるが、今こうして過去形で語れるのは森田療法のおかげである。

今もそうであるが、当時は今以上に理想の自分や完全であることを求める気持ちが強かったと思う。

あの頃と随分環境が変わったが、粕汁を食べる度に小さな心の痛みを感じることがある。

※今日の森田博士の言葉

完全欲がつよいのは神経質者の特徴であります。

完全欲というものは、それをおさえるのではなく、

どこまでも際限なく伸ばしてゆかなければなりません。



2025.1.4 一世



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