大阪水曜ほっと集談会一世です。
大晦日ですね。
今年も色々ありましたが、こうして最後までブログを投稿出来ましたことで、終わりよければすべてよしと致しましょう!
大晦日の行事は、平安時代から行われていたと言われており、新しい年の穀物に実りをもたらしてくれる「歳神様(としがみさま)」を祀るための様々な儀式が行われていたようです。
でもこれは一部の貴族のお話で庶民には何の関係もなかったと想像できます。
今年最後のブログを投稿させていただきます。
今年、この拙いブログをご覧いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。
何か為になることを書こうとか、褒められようとかの野心はありません。
ただ日々の生活で感じたことを森田療法に照らしながら淡々と綴りたい。
さて今年の大晦日は意外と元気です。
還暦までは年末は、過労と寒さによりダメージを受けて、体調を崩していました。
年賀状の準備という苦しみもありましたが、7年前弟が急死したのを機に完全に止めました。
今年は除夜の鐘がつけそうです。
ところで年々体が不自由になることを感じます。
ところが心は意に反して自由になっていると感じるのです。
皮肉なことですね。
でもこれは単純に年齢を重ねたからだとは思えないのです。
私にとっては森田療法の学びが効いています。
※今日の森田博士の言葉
私ども人間の心はいかなる条件、事情によってどのように動くものであるかということを観察する修練を積むことが大切であります。
つまり、目前の快、不快にとらわれて、不快を除こうとして自分の心をやりくりするのではなく、
自分の心をそのあるがままの姿において観察するのであります。
そうすれば人間の心というものに対する正しい認識を得ることができ、
迷妄にとらわれることはなくなります。
それを一口でいえば破邪顕正ということであり、
強迫観念という邪想を打破すれば、
それだけで自然の正しい心が発動するようになるのであります。
2024.12.31 一世