大坂水曜ほっと集談会一世です。
誇れるものは何もありませんが、なんとか定年まで勤め上げ、生活のためいやいやながら雇用延長で働いています。
自称窓際の一世くんです。
窓際からみえる景色に本当の人生が見える気がするのです。
その私に責任者から新しい仕事が与えられました。
20歳の新人スタッフの相談係です。
教育係とはほど遠く、困った事に相談に乗る仕事です。
長いサラリーマン生活で表彰されることもなく、特別評価されることもなく潜伏期間40年の私です。
若い管理職が忙しく仕事を教える時間もありません。
そこで暇そうに見える、私にその仕事が回ってきました。
来週は中学生の職業体験の担当です。
私はこの仕事がとても気に入っています。
17歳で森田に出会った私は自助グループ内でとても可愛がられました。
当時はとても可愛かったのです。
今はまったく可愛くありません。(笑)
そのことが、私の自己肯定感を高め生きる力になりました。
そのことへの感謝の気持ちから自助グループでも、プライベートでも20代から40代の若い人を応援している私です。
子供や若い人は私たちの未来なのです。
若い優秀な管理職は早く仕事を覚えてもらいたいのでどんどん詰め込みます。
結果として若い芽を摘んでしまうのです。
私は冗談を言いながら具体的にポイントだけ言うようにしています。
私は最近本当に教育は大切だと思います。
※今日の森田の言葉(水谷啓二先生より)
森田博士は、神経症治療の根本は「再教育」であるといわれたが、その「再教育」によって今までのわがままで病気のことばかり気にし何もできなかった人が一変してしっかりした活動的で明るい人間になるのである。
同時に自覚を深めることによって自分の本心をはっきりつかんでいるので人の考えに巻き込まれて自分の道を見失うことがなくなるのである。