大阪水曜ほっと集談会一世です。
某知事の言動がパワハラに相当するのではないかと世間を震撼させている。
今更かとげんなりしてしまう。
こういうことは今に始まったわけではない。
長い サラリーマン 生活、人事を楯に黒いものも白や白いものを黒だと言わされるような事態は、数知れず あった。
ごく一部の残念な人であるが、平等を掲げる自助グループ内でも、本来の役割名称に過ぎないものを、権限と言ってみたり、私は役員だからと一般社会での肩書をちらつかせる人間にも出会った。
共通するのは、自己内省が働いていない。
本人の言動は論外だが、意外と組織内では、忠実で真面目と言われる人に、多いのである。
私は自己内省が働かない真面目な人は怖いと思っている。
自分の判断、意見がないからである。
森田博士の言われる感じからではなく、まず理屈や理論が先行するのである。
私は以前、森田療法は、理論なのかと問うた。
今も、その思いは変わらない。
理論は、突き詰めると人間を縛り、臨機応変さを奪うと思うのである。
どのような素晴らしい精神療法でも、それにとらわれて人間を解放しなければ、悪である。
こういうことを自由に発言できなければその組織に未来はない。
私はこの自助グループが好きだから、敢えてこのようなことも書かせていただくのである。
2024.9.9 一世