大阪水曜ほっと集談会一世です。
森田療法(生活の発見会)に出会った当時はこんなにも爽やかで純なる心の持ち主の私でした。
(自分で言うな)心の声
あれから40年、その片鱗は微塵もなく今はこんな感じです。
仕方なしの生活を続けているうちに、いつの間にか還暦になり、二人の孫にも恵まれました。
辛い時もうれしい時もそこには集談会があり、心通じる仲間の存在がありました。
森田という相棒に時には抗い、時には疑いながら礼賛し今日に至っています。
しかし未だに森田とは私にとって何であるのかわからないのです。
でも17歳の混沌とした私が森田という相棒を信じて泣いたり笑ったりしながらトボトボと生きて来たことだけは事実のようです。
どうも眉間にしわを寄せて理論を学ぶことが似合わない私です。
森田は楽しく学びたい。
集談会で元気をいただきながら、嫌だ嫌だと思いつつ辞める根性もなく現在の職場に通い続けて定年が過ぎました。
先日職場で20代の女子スタッフに定年後も75歳まで職場に居てくださいと言われました。
もはや何の肩書もポジションもない私です。
うれしいような悲しいような複雑な気持ちの一世です。
2023.2.11 一世