大阪水曜ほっと集談会一世です。
絵に描いたような貧乏暇なし生活です。
生活が苦しくて毎日キャベツばかり食べています。
おまえは青虫かといわれそうですが、、、、
いつかアゲハチョウになって大空を舞い上がるのです!
そんなわけないやろ!!!
一旦定年後、非正規雇用になってしみじみ思うのはボーナスのありがたさです。
特に12月のボーナスは本当にありがたかったと思うのです。
私にとって森田療法はボーナスのようなものだったと思います。
苦しくてどうにもならない時にふっと降りてくるのです。
10代の思春期、20代の結婚前、40代の単身赴任、60代の定年前それぞれ全く違った種類のこころの危機がありました。
その時は分からなかったのですが後になってそのありがたさをしみじみと感じるのです。
今自助グループ内でも正直、森田療法は古いのではないかとか、
すぐに効果が出ないとか思われてる方もあると思います。
日々そう思いながらで構いませんので森田の学びを継続していただきたいと思うのです。
森田療法は薬物療法のように薬を飲んだからすぐに効果が出るというものではありません。
どちらかというと薄紙を剥がすように効果が出てくる療法だと思います。
日々いやいやながら仕方無しの生活を続けているうちにパッと視界が開けてくることがあるのです。
学びを継続するためには仲間の存在が必要です。
同じ苦しみを体験した仲間との心の交流が不可欠だと思うのです。
貧乏暇なし、時々自分の思いを語る場所があることは幸せなことだと思う一世です。
※今日の森田の言葉(山中和己氏・私の森田人間学より)
神経質者の特徴としては自己内省性および生の欲望があげられます。
このふたつはけっしてきり離せません。
すなわち、不安恐怖と人間的欲望はもともと、ひとかたまりのものです。
そこのところを森田博士は、恐怖と欲望の調和がだいじとくりかえし教えておられます。
ということはもろもろの想いを抱えながら、まがりなりにも毎日のしかたなしの生活を続ける。
この時に境遇に従順な生き方そのものが、たしかに実現しています。
2024.12.16 一世