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大坂水曜ほっと集談会一世です。
昨日仕事でミスが重なりかなり落ち込み、仲間の会員の方からいただいたアサガオの画像に心癒やされている私です。
昨日とてもプレッシャーのかかる仕事がありました。
充分準備をしたつもりでしたが、他のスタッフとの連携がうまくいかず大きなミスがありました。
結果としてついつい必要以上に自分を責めたり、逆に他のスタッフの責任にして愚痴を言ってしまいました。
自分はまだ足らないことが多いなという素直な思いには至らず、言い訳や必要以上に自己否定をしてアルコールに転換してしまった私です。
さて今日の森田療法を読み解くキーワードですが純なる心と自覚です。
この二つについて、生活の発見会顧問の山中和己氏はこのようにわかりやすく解説されています。
①純なる心とは、深層の自己につながる、自然なこころの働きのすばらしさを感じ取っていくこと。
②自覚を深めていくとは、自分の内面のありのままの事実及び人間性の本質を覚っていくこと。
森田博士はとかく理屈に偏りやすい神経質者の性格傾向を指摘され、純なる心という表現をずいぶん使われています。
自分勝手な理屈にとらわれている限りいつまでも治ることはないとわかっていても、そこから逃れられないことも事実です。
まずはそういう自分の性格傾向を知り、昨日の自分とは少し違う自分を発見するだけでも良いのだと思う一世です。
今日の森田博士の言葉
神経質がよく治り、ますます修養を積むには、神経質に関することをなるたけ広く深く知り分けることが必要である。
単に頭痛が治ったといっても、再発しやすく、強迫観念が一つ治っても、また別の強迫観念が起こってくるというふうになる。
治るということは単に苦痛がなくなるのではない。
2023.10.1 一世