大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨夜自助グループの世話役の皆さんとZOOMで懇談をしました。
神経質性格といっても一律ではありません。
皆さんそれぞれ個性的で、良き人生をおくられていると感じた次第です。
還暦前からある思いが何度も何度もさざ波のように、私の心をとらえてきました。
それは私たちが、変わりたい、変えようとしてきた、この神経質性格によって、危険や困難は言うに及ばず、犯罪や取り返しのつかない事故などから守られてきたのではないかという思いです。
私たちに偶然備わった神経質のDNAがこの変化の激しい時代に生きて行くために必要ではなかったのかという強い思いがしています。
何事にも慎重でかつ自己内省が働き、さらに向上発展欲が強い。
しかしひとたびとらわれると生活が停滞したり、自己否定や自己嫌悪に陥る。
そのような面ですら生きていくうえで、バランスをとるために必要ではなかったかという思いがしてしています。
元々病気でも、治す必要もなかった。
ただその活かし方がわからなかった。
森田療法によって神経質性格について深く知り、どのように活かしていくかということが身につくと、不安に翻弄されていた人生は、一変するのです。
※今日の森田博士の言葉(自覚と悟りへの道より)
しかしここで考えなければならないのは、なぜ人に不快な感じを与えてはいけないのか、自分はどんな目的があって人に不快な感じを与えまいとするのか、ということであります。
そのよってくるところ、つまり自分の本心を知るのが自覚でありまして、この自覚から出発して自分のとるべき態度などを工夫するのが、一番思い違いや、間違いの少ない方法であります。
2024.1.28 一世