「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

3月19日(水)14時~・3月18日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

パワーハラスメントと自己内省!

2024年09月09日 09時29分05秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

某知事の言動がパワハラに相当するのではないかと世間を震撼させている。

今更かとげんなりしてしまう。

こういうことは今に始まったわけではない。

長い サラリーマン 生活、人事を楯に黒いものも白や白いものを黒だと言わされるような事態は、数知れず あった。

ごく一部の残念な人であるが、平等を掲げる自助グループ内でも、本来の役割名称に過ぎないものを、権限と言ってみたり、私は役員だからと一般社会での肩書をちらつかせる人間にも出会った。

共通するのは、自己内省が働いていない。

本人の言動は論外だが、意外と組織内では、忠実で真面目と言われる人に、多いのである。

私は自己内省が働かない真面目な人は怖いと思っている。

自分の判断、意見がないからである。

森田博士の言われる感じからではなく、まず理屈や理論が先行するのである。

私は以前、森田療法は、理論なのかと問うた。

今も、その思いは変わらない。

理論は、突き詰めると人間を縛り、臨機応変さを奪うと思うのである。

どのような素晴らしい精神療法でも、それにとらわれて人間を解放しなければ、悪である。

こういうことを自由に発言できなければその組織に未来はない。

私はこの自助グループが好きだから、敢えてこのようなことも書かせていただくのである。





2024.9.9  一世






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感じから出発せよ!

2024年09月08日 04時43分22秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

最近高校生の時のように女子の前でドキドキすることが減りました。

相手にもよりますが!

息切れやめまいで時々、心臓がドキドキしますけど。

どうでもエエやろ!

自助グループ活動でとても感動するのはその方が自分のことを事実のままに言われた時です。

逆に不愉快なのは、悩みを聞いて欲しいのに言い訳や理屈が多く強がりで自分の殻を破ろうとされないことです。

森田博士の言葉はとてもシンプルだと思うのです。

最近とても惹かれるのは、感じから出発せよという言葉です。

私たちを苦しめていることの原因の一つは思い込みと独断です。

何気なく言われた言葉をそのまま聞き流しておけばよいものを勝手に自分で判断して必要以上に自分を責めたり逆に相手を恨んだりします。

仮に、あなたは〇〇真面目やなぁと言われたとします。

どうせ自分は、融通が利かなくて面白みに欠けると思われているのだろう、というのが悪智です。

これから自分は、〇〇真面目と言われないようにしなければならないというのが、かくあるべしです。

自分は、〇〇真面目と言われてとても傷ついた、これは純なる心

自分は、〇〇真面目だと思われているけど、さあどうしたものか?

これが感じから出発することなのかと思いました。

ちなみに私はかつて配偶者に、あんたと同じ墓に入りたくないと言われて、心の底でかなりホットしました。

これって純なる心?

知らんけど!

霊界に行ってまで夫婦喧嘩をしたくないと願う一世です。




2024/09/08 一世










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無力な自分と祈りについて

2024年09月07日 09時49分51秒 | 集談会日記


大阪水曜ほっと集談会一世です。

若き日の私に、

森田療法のなんたるかを教えてくださった、私たちの自助グループの元顧問で、

協力医であられた河野基樹医師は、以下の句を遺された。

陽は西に生老病死みな祈り

森田療法の真髄とクリスチャンであられた氏の祈りが込められていると感じた。

陽は西に、とは自然界の法則である。

生老病死とは、思い通りにならない事実である。

私は生老病死に抗わずに、最後に祈りをもって生きていきたい。

そんな感じであろうか?

祈りとは、棚からぼた餅のような自分に都合の良い願いではない。

やれることをやりきった人間が、最後にできる努力ではないか?

晩年に河野先生が車椅子で森田療法の講演をされていた在りし日のお姿を偲びながら、

出勤前の身支度を整えた一世です。



2024.9.7 一世



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他人のストレスを過剰に受け取らない!

2024年09月06日 09時48分29秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

先日私たちの自助グループの集まりで適応障害の話が出ました。

必要以上に家族や職場の嫌な人間と誠実に関わろうとされている姿が浮かんできました。

普段から過剰に適応しすぎている私たちです。

ついつい自分以外の他人のストレスまで受け取っていないでしょうか?

昨日早朝より仕事でした。

朝一番に、年上の高齢のスタッフに元気よく挨拶をしました。

すると無言でした。

もう一度挨拶をしました。

するとぼそぼそと聞こえないような声で返してきました。

以前の私であればそれだけでも一日気分が悪く不快な感情に支配されていたと思いますが、昨日は違いました。

何か言いたいことがあるんだったら言ってください!

朝から返事も返されないと気分が悪いです。

仕事内容が嫌ならやらなくて結構です。

私は管理職ではないので、あなたの不満に応える義務はありません。

不満であれば私から責任者に話しますがいかがですか!

とおーきな声で言いました。

すると相手はいろいろ最近嫌なことがあったので申し訳ないと言いました。

別にスッキリはしませんでしたが、相手のストレスはその場で相手に返しておくべきだと思いました。

必要以上に受け取らない。

これはとても大切なことではないでしょうか?

森田療法やアドラー心理学の学びにより相手の課題やストレスに巻き込まれない、介入しないことを学びました。

神経質と呼ばれる人たちの中には必要以上に自分の責任と感じて家族や職場のわがままな人たちのストレスを過剰に受け止めているケースが多いのではないでしょうか!

仕事でも家族の問題でも必要以上に尻拭いをしないことは相手を自立させることにつながります。

また自分を大切にすることにもなります。

もっと声を大にして怒るときは怒りましょう!



2024/09/06 一世


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ババアと革命!

2024年09月05日 18時39分23秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。

ババア!

念のため私が言っているのではありません。

私にはそのような勇気はありません。

もう少し長生きしたいです。

これは樹木希林さんの言葉なのです。

先日ポンコツサラリーマンの私は足湯に浸かりに行きました。

すると、3人の賑やかなオバ様方が入ってこられました。

ごめんなさいねと言いながら、いつの間にか隅に追いやられ自主的に退去させられてしまいました。

あーオバさんには負けるとオジさんの私は思いました。

私たちの自助グループでもオジさんはいろいろ理想は言いますがなかなか行動が伴いません。

それに引き換えオバ様はいつも前向きで行動的でエネルギッシュです。

やはりこの世の中はオジさんではなく、オバさんで成り立っているのです。

最近ようやく孫と配偶者の絆をみていて思うのです。

おそいやろ!

還暦以降そこのところがわからないと生きづらさは増していきます。

森田療法の創始者の森田博士も偉かったかもしれませんが、多くの寮生や患者の生活指導をされた奥様は更に偉い方ではなかったかと思う一世です。

夫婦喧嘩まで患者に公開された森田博士は、奥様の見解をかなり参考にされていたのかもしれません。

おそらく若い患者は奥様の意見に賛同していたような気がします。

奥様の森田久亥様の存在が、精神医学界に革命をもたらしたのかもしれないと思う一世です。

※今日の心に響く言葉

世の中でババアこそ革命を起こせる唯一の存在ってこと。

男は、結局、社会的な名誉だとか栄光だとかいうものがなくっちゃ生きていかれないのよね。

自助グループにまでサラリーマン世界の上下関係を持ち込もうとする一部のオッサン会員には、

希林さんの言葉は響かないと思うのです。


2024/09/05 一世

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