今日の「朝の詩」・・「鎮魂歌」
あの「無声の夏」を書いた沖中さんだ!
親近感をひとり勝手に感じている
ふっつりと
途切れてしまった
あなたの演奏
舞台の上に姿はなくて
聴衆は皆 おろおろと
さいごとなった調べを
最初の音につなげる
ループ、ループ
春、夏、秋、冬 そして
また春へ
あなたの新しい演奏は
もう 聴けないけれど
季節となった あなた
私たちは共に歌う
市内にて撮影「コムラサキ」
私は想像している
あの「無声の夏」から
何が作者の心中に起こったのか・・・
ただ、ひとつ分かることは
もう、演奏者は遠い世界に行ってしまった・・
ということだけ
演奏者は季節の風となって・・
作者・沖中さんをはじめ愛好者たちに
音色を届けているのではないか・・・
色付きはじめた「コムラサキ」