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朝の詩・・・「鎮魂歌」

2022年09月20日 | 朝の詩

今日の「朝の詩」・・「鎮魂歌」

あの「無声の夏」を書いた沖中さんだ!

親近感をひとり勝手に感じている

 

ふっつりと

途切れてしまった

あなたの演奏

舞台の上に姿はなくて

聴衆は皆 おろおろと

さいごとなった調べを

最初の音につなげる

ループ、ループ

春、夏、秋、冬 そして

また春へ

あなたの新しい演奏は

もう 聴けないけれど

季節となった あなた

私たちは共に歌う

 

 

 

 

市内にて撮影「コムラサキ」

 

 

 

 

私は想像している

あの「無声の夏」から

何が作者の心中に起こったのか・・・

ただ、ひとつ分かることは

もう、演奏者は遠い世界に行ってしまった・・

ということだけ

 

演奏者は季節の風となって・・

作者・沖中さんをはじめ愛好者たちに

音色を届けているのではないか・・・

 

 

色付きはじめた「コムラサキ」