気分はいつも雨のち晴れ!

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「マムシグサ」を写してみました!

2024年05月03日 | 産経抄

ひとたたきで折れてしまう

かよわい茎だから

神さまはそこに

毒蛇の模様をえがき

花をかまくびに似せて

折りに来る者の手より

護っている

(詩画作家・星野富弘さん作)

 

 

 

「マムシグサ」という気の毒な名の花がある

薄暗い茂みに生え 

鎌首をもたげたような

異形の容姿がそのまま呼び名になった

詩画作家の星野富弘さんは

子供の頃「討伐隊」と称し

仲間と手当たり次第に

花を切り倒した という

 

 

不気味な姿にも 

きっと深い訳があるはず・・・

自省の念を込めて詩に詠んだのは

身体に重い障害を負った後だった

 (産経抄より)

 

その詩画作家の星野富弘さんの訃報が

昨日報じられました

 

手足の自由を事故により失ってから50年余り

数多の作品は国内外で大きな反響を呼びました

(私も星野さんが描いた葉書を持っています)

 

星野さんの残してくれた絵と詩も

天からの「贈り物」だったのかもしれません

 

 

マムシグサという花を

積極的に写真に収めようとは

思いませんでした、と

いうより避けてきました

 

星野さんの訃報を知って

マムシグサを写してみよう。。と

思った次第です

 

 

 

令和6年5月3日

鈴鹿国定公園にて