夏が終わり
また季節は巡る
風がそう告げると
夜半ざっと雨が降った
今朝には晴れ
透徹した空の下
駅へつづく道を歩く
アスファルトの窪みに
ちいさな雨の名残り
水鏡は永遠の夏を待つ
こどもの瞳みたいに
空ばかり見てる
青ばかり、
焼き付けている
朝の詩・「水鏡に映る色」
京都府長岡京市 沖中潮広さん(50歳)の作品です
待ってました!
沖中潮広さんの詩です
1年前の夏「無声の夏」でファンになりました
水鏡に映る青は特別な青
窪みにできた小さな水溜まりは
とても大きく深くさえ見える
いつだったか・・
河川敷に水溜まりを
水鏡の中に
空の青 雲の白を見付けて
その透明さに
何処まで深いのだろう~と
友達に話したら爆笑された
雨上がりの楽しみのひとつ
それは水鏡に映る色!
令和5年9月18日 近所にて撮影