この「キリンソウ」も立待岬で見つけました。名の由来は、伝説上の麒麟の足や尾などに、キリンソウの葉に似た雲がたなびく様子から。あるいは、黄色い花が輪状に咲くことから黄輪草とも言われています。
海浜植物の葉はぽってりとして、サボテンに似ているような気がします。黄色の星をたくさん集めたような、鮮やかなキリンソウの花、厳しい環境の中で健気に咲いています。
キリンソウ(ベンケイソウ科 マンネングサ属)
海岸や山地の岩場などに生える多年草。高さは10~30cmになる。花は、径15 mm 程度、円錐状の集散花序で多数咲く。葉は互生し、葉片の上半分には鈍い鋸葉がある。
キリンソウ(ベンケイソウ科 マンネングサ属)
海岸や山地の岩場などに生える多年草。高さは10~30cmになる。花は、径15 mm 程度、円錐状の集散花序で多数咲く。葉は互生し、葉片の上半分には鈍い鋸葉がある。