函館から車で約2時間、長万部町(おしゃまんべ)にある、道南最大の湿原「静狩湿原」に行ってきました。かつては800へクタールにもおよぶ広大な高層湿原でしたが、開拓のために破壊され、現在は6ヘクタールにもみたない大きさです。入り口らしき所にこの看板がありました。ここに車を置き、長靴に履き替えたものの、お目当ての花はどこへ行ったらいいのやら、まるで宝探しです。
木道が整備されているわけではないので、低木や草むらをかき分け進んでいくと、ズブズブとぬかるみに足を取られます。辺り一面湿地帯で、このような小沼が点在しています。この画像では分り難いですが、沼の中の植物はミツガシワです。花の時期なら見事でしょうね。
風に揺れるワタスゲの姿もいいな~。