花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

オオウバユリ(大姥百合)

2007年07月27日 | 山野草

函館山登山道沿いで、すらりと伸びたオオウバユリが咲いていました。名の由来は、本州産のウバユリに比べ草丈が高く、花の盛りの頃には既に下葉(歯)がとれかかることから、姥に見立てて名づけられました。

森林内のあちこちで、緑がかったクリーム色の花が、良い香りを放っています。

これは、1本に20個もの花を付けています。

アップでみると、こんな感じです。

オオウバユリ(ユリ科 ウバユリ属)
山地の林内に生える 草丈が1.5~2mにもなる大型の多年草。地下に直径3~5cmの 鱗茎 ( りんけい ) がある。茎の上部にクリーム色を帯びた鐘形の花を10~20個ほど横向きに付ける。開花までには少なくても十数年、場合によっては数10年かかると言われている。