花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

ムシトリナデシコ(虫取撫子)

2007年07月20日 | 山野草

少し前に、道端や野原で、鮮やかなピンクの花を咲かせていた「ムシトリナデシコ」です。茎上部の葉の下からネバネバした粘液を出し、小さな虫をくっつけてしまいますが、食虫植物ではありません。

花は芝桜に似ていますが、草丈が20~50㎝程あります。

ムシトリナデシコ(ナデシコ科 マンテマ属)
野原や河原などに生える1年草または2年草。茎に粘液を持ち、下から上ってくる虫をくっつけてしまうことから名が付いた。葉は卵形から卵状被針形、花は約1cmで、密に集まって咲く。

ユキノシタ(雪の下)

2007年07月20日 | 山野草

函館山で見つけたユキノシタです。名の由来は、寒さに強く雪の下でも生き残るからとか、花が雪のように白いからなどの説があるようです。

私はこの花を見ると、お人形のように愛らしく思えます。

ユキノシタ(ユキノシタ科 ユキノシタ属)
湿った半日陰地に生育する多年草。葉は暗緑色で白脈がある腎円形。花は大文字形で、上の3花弁は小さく濃紅色と黄色の斑点があり、下の2花弁は長い。