~ 恩師の「心行の解説」より ~
「神癒」
私のお話し会の時、「ああ、ここが痛いから治して下さい」と言って、
お話を聞くよりも、身体を治してもらうのが主のように思ってお出になる方がありますが、
身体など治してはいけないのです。ほんとうはご自身が内なる力によって治すように
なっていなかないといけません。さもないと、飢えた人に食べ物を与えたと同じことで、
それがなくなればまた飢えます。飢えた方が自分で生産できるようにしてあげてこそ、
ほんとうの救いができます。物を与えるだけだったら、乞食に物をあげるのと同じことです。
働かずにそれを食べ尽くしたら、また同じ飢えが襲ってきます。
病気もこれと同じで、自分の内から治す力に目覚めたらいいのです。
神はすべてのものに「治そう、治そう」という癒しの力を与えておられます。
自然治癒能力というものです。これは科学者も医学者も全部認めています。
しかし、それを「神の癒し」と言いますと認めません。
言葉にこだわりすぎているのですね。
~ 感謝・合掌 ~