~ 恩師の「心行の解説」より ~
「神仏より与えられし慈悲と愛の環境なることを感謝すべし」
この現象界といいますのは、私たちが修行させていただくために、
神から与えて戴いた慈悲と愛の環境です。太陽の熱、光こそ慈悲と愛であると、
高橋信次先生は説かれました。この熱と光一つを見せて戴いても、これは無限の神の恵みです。
神から与えられた慈悲と愛の環境に、常に感謝することです。
私たちは余りにも感謝を知りませんでした。太陽の熱、光に対して「有難いなぁ~」と
思っているでしょうか。或いは見えない空気中にも私たちの生存可能な量だけの酸素を
ちゃんと戴いているのであって、もし酸素の量が少しでも多ければ目がつぶれてしまうし、
もっと少なければ息ができません。
それをちょうど苦しくないだけの適量を与えて戴いているのですが、この酸素一つを
思わせて戴くだけでも、私たちはどれほど感謝しても感謝のし過ぎということはありません。
~ 感謝・合掌 ~