浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

雲間より一条の光 天降り
目もくらみたり 黄金の海

「心行の解説」より。

2013-10-20 02:53:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                        ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                 「神様は私たちに「忘却」という愛をお与えになっています。」


              忘れ去って行きます。過ぎ去った過去の出来事は時間と共に薄らぎます。
              しかし、何かの縁に触れますと、その時の苦しみがそのまま再現してきます。
              自分にとって憎い人や、辛い目に合わされた人を思いだしたり、また、
              その人のことを話に聞いたり、その人の姿を見たりすると、
              そのままかっての苦しみが心の中に再現してくるのですね。

              完全に許していれば、そういう人と出会っても、もう自分の心は苦しみませんが、
              許さない限り、自分の心が苦しみから許されないのです。
              人を憎んで腹を立てている自分は哀れです。そして、自分の心が苦しんでおります。
              この苦しみから救われるために、許させていただくことを実践することですね。


                            ~ 感謝・合掌 ~




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