~ 恩師の「心行の解説」より ~
「神様は私たちに「忘却」という愛をお与えになっています。」
忘れ去って行きます。過ぎ去った過去の出来事は時間と共に薄らぎます。
しかし、何かの縁に触れますと、その時の苦しみがそのまま再現してきます。
自分にとって憎い人や、辛い目に合わされた人を思いだしたり、また、
その人のことを話に聞いたり、その人の姿を見たりすると、
そのままかっての苦しみが心の中に再現してくるのですね。
完全に許していれば、そういう人と出会っても、もう自分の心は苦しみませんが、
許さない限り、自分の心が苦しみから許されないのです。
人を憎んで腹を立てている自分は哀れです。そして、自分の心が苦しんでおります。
この苦しみから救われるために、許させていただくことを実践することですね。
~ 感謝・合掌 ~