~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第四、 八つの詩句の章
16、サーリプッタ
961、熱心につとめる修行者には、
いかなることばを発すべきか?
ここでかれのふるまう範囲はいかにあるべきか?
かれのまもる戒律や誓いはどのようなものなのですか?
962、心を安定させ気を落ちつけている賢者は、
どのような学修を身に受けて、自分の汚れを吹き去るのですか?
―――譬えば鍛冶工が銀の垢を吹き去るように。」
963、師(ブッダ)は答えた、
「サーリプッタよ。世を厭い、人なき所に坐臥し、
さとりを欲する人が楽しむ境地および法にしたがって実践する次第を、
わたくしの知り究めたところによって、そなたに説き示そう。
~ 感謝・合掌 ~