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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「ブッダのことば」より。

2017-05-03 00:03:29 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
               第四 八つの詩句の章 

              12、並ぶ応答――小篇

881、またもしも自分の見解によって清らかとなり、
       自分の見解によって、真理に達した人、
       聡明な人となるのであるならば、かれらのうちには知性のない者は
       だれもいないことになる。
       かれらの見解は(その点で)等しく完全であるからである。

882、諸々の愚者が相互に他人に対して言う言葉を聞いて、
       わたくしは「これは真実である」とは説かない。
       かれらは各自の見解を真実であるとみなしたのだ。
       それ故にかれらは他人を「愚者」であると決めつけるのである。

883、或る人々が「真理である、真実である」と言うところのその(見解)をば、
       他の人々が「虚偽である、虚妄である」と言う。
       このようにかれらは異なった執見をいだいて論争をする。
       何故に諸々の〈道の人〉は同一の事を語らないのであろうか?


               ~ 感謝・合掌 ~



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