浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

五十路過ぎ振り返り見ば
我が人生罪と恥との
積み重ねなり

「ブッダのことば」より。

2017-05-27 23:18:19 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

     
            第四、 八つの詩句の章 

             15、武器を執ること

953、動揺して煩悩に悩まされることなく、
        叡智ある人にとっては、いかなる作為も存在しない。
        かれはあくせくした営みから離れて、至るところに安穏を見る。

954、聖者は自分が等しい者どものうちにいるとも言わないし、
        劣った者のうちにいるとも、勝れた者のうちにいるとも言わない。
        かれは安らいに帰し、慳(ものおし)みを離れ、取ることもなく、
        捨てることもない。
        ―――と師は説かれた。


            ~ 感謝・合掌 ~


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「ブッダのことば」より。

2017-05-27 00:05:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
            第四、 八つの詩句の章 

             15、武器を執ること

950、名称と形態について、〈我がものと言う思い〉の
        まったく存在しない人、また(何ものかが)ないからと言って
        悲しむことのない人、
        ―――かれは実に世の中にあっても老いることがない。

951、「これは我がものである」また「これは他人のものである」
        というような思いが何も存在しない人、
        ―――かれは(このような)〈我がものという観念〉が存しないから、
        「われになし」といって悲しむことはない。

952、苛酷なることなく、貪欲なることなく、
        動揺にして煩悩に悩まされることなく、万物に対して平等である。
        ―――動じない人について問う人があれば、その美点をわたくしには
        説くであろう。


                ~ 感謝・合掌 ~


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