~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第四 八つの詩句の章
13、並ぶ応答――長篇
901、あるいは、ぞっとする苦行にもとづき、
あるいは見たこと、学んだこと、思索したことにもとづき、
声を高くして清浄を讃美するが、妄執を離れていないので、
移り変わる種々なる生活のうちにある。
902、ねがいを求めるには欲念がある。
また、はからいのあるときには、おののきがある。
この世において死も生も存しない者、
―――かれは何を恐れよう、何を欲しよう。
903、或る人々が「最高の教えだ」と称するものを、
他の人々は、「下劣なものである」と称する。
これらのうちで、どれが真実の説であるのか?
―――かれらはすべて自分らこそ神理に達した者であると
称しているのであるが。
~ 感謝・合掌 ~