~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
「諸々の衆生に正法神理を説き調和の光明へ導かん」
先の続き・・・
過去世において法に縁のなかったお方は、
こういう話を聞いても分からないそうです。
私のように分かり易く話しているのですけれども、
それでも分からないとおっしゃいますね。
それは縁がないのです。
この正しい法に縁を頂くのは両目を潰した亀が
大洋の真ん中に流れてくる木と巡り合って、
その流木にあいていた穴の中へ
首を突っ込むよりもなお難しいと
言います。
巡り合うだけでも大変です。
さらにその流木にあいた穴の中へ首を突っ込むよりも、
正しい教えに巡り合うのはさらに難しいことだそうです。