~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
「肉体を有する現世の天使は」
先の続き・・・
自分が知らなかったために、
過去において数々の過ちを犯しています。
その過ちを一つ一つ悔い改めていったらいいのですね。
その時、神の光を集めるレンズの作用を
神から許されるわけです。
許されるとうより、自分がそうなれるのです。
一つの場所に集める方法は、
ただレンズを磨くだけのことですね。
レンズを最も曇らせるのは自己保存と自我我欲です。
言葉を変えますと、
この自己保存と自我我欲こそ悪魔の正体で、
きれいなレンズを曇らせてくれます。
この心の曇りだけ取れば、
誰でも自動的にレンズの働きが頂けるのです。
しかしいくら綺麗にしましても、
自分の心を「愛」に向けないと、
レンズにはなりません。
ピカピカの綺麗な玉になりましても、
透明なだけでは光は集まってきません。
これを愛の力でレンズ状にすることができるのです。
そうしますと光は即愛、愛は即現象化して
一つの場所に現すことができます。