浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

有難や米一粒の一粒に
神の御命 我給わらん

「御垂訓」

2019-06-04 00:20:20 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

自分が知らなかったために、
過去において数々の過ちを犯しています。
その過ちを一つ一つ悔い改めていったらいいのですね。
その時、神の光を集めるレンズの作用を
神から許されるわけです。
許されるとうより、自分がそうなれるのです。

一つの場所に集める方法は、
ただレンズを磨くだけのことですね。
レンズを最も曇らせるのは自己保存と自我我欲です。
言葉を変えますと、
この自己保存と自我我欲こそ悪魔の正体で、
きれいなレンズを曇らせてくれます。

この心の曇りだけ取れば、
誰でも自動的にレンズの働きが頂けるのです。
しかしいくら綺麗にしましても、
自分の心を「愛」に向けないと、
レンズにはなりません。
ピカピカの綺麗な玉になりましても、
透明なだけでは光は集まってきません。

これを愛の力でレンズ状にすることができるのです。
そうしますと光は即愛、愛は即現象化して
一つの場所に現すことができます。


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