恩師の「心行の解説」下巻より ~
「肉体を有する現世の天使は」
この世に肉体を持って現れた天使様というのは、
ほんとうに位の高い方で、
光り輝く神の意識を自らお悟りになった方です。
そういうお方が、この地上に肉体を持っていただく時があります。
それはお釈迦様であり、イエス様であり、
今生において私たちが縁を頂きました高橋信次先生であり、
これらの方々は肉体を持たれた光の天使様ですね。
「諸々の衆生に正法神理を説き、調和の光明へ導かん」
肉体を持たれて、この世に現れた天使は諸々の衆生、
あらゆる方に正法神理を説き、
「正しい教えとはこのようなものである、
神理とはこのようなものである」
と、どなたにでも理解できるように説いて下さいます。
その話を聞いて今までの思いや行いが間違っていたことに
目覚めますと、いやでも「ああ、これを正さなければ」と思います。
「毎日の生活が今までは正しいと思って生きてきたけれども、
とんでもない間違いであった、
これを正すことによって心に安らぎが頂ける」ということが
分かってきます。
「調和の光明」というのは、私たちの心の平安と喜びですね。
その喜びとは光です。
また反対の苦しみとは闇です。
光明とは喜びであり安らぎであり、そして愛に目覚めることです。
人々の心を平安と調和と愛に目覚めさせて下さるのが、
肉体を持たれた光の天使ですね。
この方は諸々の衆生に、
人としての正しい生きるべき道をお説き下さいます。