浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

日日に神の御胸に抱かれて
光の国に住める嬉しさ

「御垂訓」

2021-01-12 00:03:33 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
  
    恩師のご著書「講演集」より

              講演集、 三

         人を救う実践は「光」である


私はもともと、今もそうですが、本当に至らない、
皆さんよりも至らない
凡夫ということを良く知っています。
しかし、自分の使命というものを知っています。

それを知るまでは、例えば車に乗るでしょう、
一日乗れば一回や二回は必ず
冷や汗をかくようなことがありました。
車を当てられそうになったり、子供が飛び出してきたり、
自転車に乗って突き当たってきたりしました。

しかし、私には、多くの人を救うために
お役に立たなくてはいけない、
苦しい方をお救いしなくてはいけない、
という使命があることが分かりましたから、
車に乗る場合でも、車さんにお願いをするのです。
「今日はどこそこまで行かせていただきます。

その場所にはこれだけの方が
私を待ってくれています。ですから、
その方達の為にお役に立たせてもらいに
行く使命がありますから、あなたもどうぞ頑張って下さい。
よろしくお願いします」と、
車にお願いをしましたらね、それ以後は、ヒャーッとすることは
ただの一度もありません。

そして、一車線で混んだらこれはどうにもできませんが、
二車線三車線ありますと、
私がハンドルを持たせてもらいましたら、前は全部空きます。
車のない所を走っているのと同じです。

まあ、前が空いているのか、
自分が横に寄っているのか知りませんが、とにかく、
前の車が全部なくなるのです。
赤信号に長いことひっかるということはめったにありません。
もう、すうすうと行きます。

また、横から後ろから当たりにきた車が、
後ろにひっくり返ったのを何回も見たことがあります。
それは、私が光に包まれているからです。
私自身が光になれる為です。
その自分の使命を果たす為に、
私たちが自分の一切の欲望を捨てて、
お役に立たせていただく行動を起こした時は、
もうすでに私たちは光です。

皆さんも同じことです。
自ら光になることができます。
その時、一切の魔は近づくことはできません。
闇は光の中に入ることができないのです。
自ら光となった時、一切の災難、災害、災厄は、
近づくことができなくなるのですね。
だから、常に光に満たされていることが大切だと思います。


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