浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」~心の扉~

2019-05-16 00:23:06 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
 (観自在菩薩の見方をする)


先の続き・・・

そこへ行くまでには
それはもう喧嘩の連続で
嫌な面ばかりを見るのです。

まあ、どんどん知らなかった
嫌なとこが出てきます。
こんなことと知っていたら
結婚するんじゃなかった。
と、思います。

そして、苦しむのです。
観自在とは人を見て
自由自在に見通す能力です。

人から自分にとって、
都合の悪いことをされても、
この人は今、
私にこんなことをしているけれど、
反面素晴らしいものを持っている、
その素晴らしいことは本人すら
知らないことが多いのですから、
それを褒めてあげるのです。



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「御垂訓」

2019-05-15 00:41:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

高橋信次先生がごみを払って下さいました。
そして法とはこういうものだ、
このように生きるべきだと導いて下さいました。
お陰で、私自身ほんとうに救っていただきました。

もしこの教えにご縁がなかったら、
今の私の存在はありません。
今も凡夫ですが、
以前はもっともっとしょうもない凡夫でした。
欲に捉われて無我夢中で生きていた私に
「足ることを知りなさい」と言われ、
その一言で救っていただきました。
あのまま商売に必死になって金儲けに
追い回されていましたら、
今の私は絶対にありません。

或いはもっと大きく会社をのばしたかも知れませんし、
不景気でつぶれて夜逃げしかも分かりません。
しかし私は、幸い事業を縮めていくだけの力にも
恵まれまして、
当時、毛布業界は難儀していたのに、
「こんなに儲けさせてもらっていいのかな」と心の
中で思ったほど儲けさせていただきました。
そして今日の私を動かしていただくために
天はその用意をして下さいました。



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「御垂訓」~心の扉~

2019-05-14 00:20:34 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
 (観自在菩薩の見方をする)


先の続き・・・

簡単な灰皿一つ見ましても、
幾つもの面を持っています。
私たち人間のこの複雑怪奇な心は
あらゆる心を持っていて、

それで一人一人の人格を構成しています。
周囲の人に対するとき、
自分に都合の悪い腹の立つ部分だけを見て
あの人はいやらしい人だと
評価してしまうのは問題です。

誰でも良い面を持っているのですから、
私たちはその良い面を見ることが
なかなか出来ないのです。
例えば、何十年と一緒に暮らした夫婦にして
始めて見えてくるといったものです。



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「御垂訓」

2019-05-13 00:49:58 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

これを正法の流転、正法の輪廻ともいいます。
正法も自然と同じことで曇ったり晴れたり輪廻しています。
しかし、これはあくまでも人間の貪欲・自己保存・自我我欲の
エゴが造り出すものです。

私たちの使命はせっかくごみを払っていただいた
この正法の黄金の玉にごみを
溜めないように、常にごみ払いをして生きることです。
法を曇らさないように努めることですね。



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「御垂訓」~心の扉~

2019-05-12 00:28:20 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
 (観自在菩薩の見方をする)


先の続き・・・

菩薩は後に大乗仏教となり、
観世音菩薩とか
いろいろな名前で呼ばれる
特殊なお方に限定されましたが、
本来の意味は
仏道を目指して修行する者を
言ったものです。

先ほども言いましたが、
物事は見方次第で
形を変えます。
これと同じで、私たち人間を見ましても、
たいそう嫌な面、角の立った面、
何かにつけて人に突っかかっていくような
面を持っている反面では
調和された素晴らし心を持っているのです。



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「御垂訓」

2019-05-11 00:19:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

有難いことに今年はドイツのほうから
「心というものについて話をしてほしい」と、
お招きを頂いております。

ほんとうに正しいものであれば、
自分から言わなくても求める方は必ず
「来て下さい」と呼んで下さい。
国籍も肌の色も言葉も関係はありません。
魂、心は人間すべて同じだからです。

心について話す時は、
どんなお方にでも通じるはずです。
手を切れば皆赤い血が出ます。
切った時は痛いというのも同じです。
同じ人間として造っていただいております。
それは全人類はすべて神のいとしい子だということですね。

しかしごみが溜まってしまってどうしたら良いか
分からなくなった時に、天上界から光の天使が
天下られてそのごみを払って下さるのです。
積もったごみを払っていただいたらまたもとの光が
現れてくるわけですね。



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「御垂訓」~心の扉~

2019-05-10 00:31:04 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
 (観自在菩薩の見方をする)


先の続き・・・

観自在とは漢字で言いますと、観察の観、
自由自在の自在で観自在です。
まさに読んで字の如し、
観ることが自由自在のことです。

菩薩とはインドのボサターのことで、
仏を目指して修行する人のことです。
正しい教えを学んで、やがては
仏に至らせてもらおうとするなら、
誰もが皆、菩薩です。



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「御垂訓」

2019-05-09 00:29:39 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

自己保存と自我我欲に満ちています。
社会主義も資本主義社会もどちらも人間の欲望が
形を分けて現れた世界です。
欲望のために争っています。

大きな自然からいえば、
小さな人間の思想のよって地球の取り合いをしているのですね。
その地球の奪い合いも、
一つ間違ってボタンを押せば地球に人類の存在が許されないような
危険な状態になるところまで来ています。

あのノストラダムスは、
一九九九年に地球が滅びるようなことを予言しています。
しかし「人類が何か一つの道、一つのものを掴んだ時に、
それは乗り越えるであろう」とも予言しています。

人々が自らの心に目覚め、真の人類愛に目覚めた時に、
地球は滅亡から救われるはずです。
人々は正しい法に早く目覚めることですね。
法に目覚めるとは、小さくいえば自分の心の中が
安らぎ幸せであることです。
大きくいえば地球を今の危機から救う使命に目覚めることです。




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「御垂訓」~心の扉~

2019-05-08 00:23:26 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
 (観自在菩薩の見方をする)


また、自動車も真上から見るのと、前から、
横からでは全然違ったものに見えます。
このように全ての物は見方によって、
変わっていきます。

私たちの日常生活の中でも、
何か事が起きた時、悪く見る見方と、
喜びに見る見方があります。
このことを般若心経の観自在菩薩と
説かれた教えに沿って考えてみたいと思います。




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「御垂訓」

2019-05-07 00:47:34 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

「正法」はお釈迦様がお生まれになる以前から
厳然として在るものです。
しかし人間の自我や我欲によって正しい法を
分からなくしてしまったのです。

仏教でいう蔵法を経て末法の時代になりますと、
人々はどのように生きたら良いのか、
どのように子供を躾ければ良いのか、
人と人とはどのようにお付き合いしたら良いかという
道が分からなくなるのです。

人は相互依存してお互いに
助け合わなければならないということさえ
分からなくなって、「自分さえ良ければいい、
人はどうでもいい」というようになっていきます。
この思いは神様の思いから最も離れていますから
苦しみが大きくなっていくのですね。
道が分からず、光が分からなくなりますと、
人類に危機が訪れます。
今の時代は正にそうです。



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「御垂訓」~心の扉~

2019-05-06 00:21:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
 (観自在菩薩の見方をする)


先の続き・・・

これをもっと分かり易く言いますと、
例えば、ここに一つの灰皿があります。

上から見ると煙草を置く窪みがあって、
ボコボコの面、横から見ると、
台形で角張った面、底の方から見ると、
丸く調和した面と、言うように、

一つの灰皿を見ても、見る面を変えると、
それぞれ違って見えます。
こういういくつかの面をもって、
一つの灰皿と言う立体をなしています。




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「御垂訓」

2019-05-05 00:30:11 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

今度は、この世に肉体を持っておられて、
そして天使のつとめをしていただくお方ですね。
こういうお方もたくさんこの世に出ておられます。

この方々は「諸々の衆生に正法神理を説き、
調和の光明へ導かん」と書いていただいています。
この地上界の者が心を失って、
人として正しく生きる道が分からなくなった時、
あの天上界から偉大な光の大指導霊が
この地上界の人々を救うために現れて下さいます。

その方たちは神と表裏一体ですから、
地球人類が不調和なことになりますと、
人類の滅亡にも関係してきますので、
調和を目的として偉大な大指導霊が天下られます。
そして正しい生き方、
この正法を人々に説き明して下さるのです。



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「御垂訓」~心の扉~

2019-05-04 06:48:11 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
       (観自在菩薩の見方をする)


おはようございます。
長尾弘です。
爽やかな朝のひととき
ご一緒に心の夜明けを迎えましょう。

今朝はものを見る角度、
ものの見方についてお話させて戴きます。

製図、つまり、設計図などを描くときに
投影法と言うのがあります。

物にある一方から光を当てて
それが形づくった影を描いて
図面を引く方法です。

この方法で上から横からと言うふうに、
物体を描くとその物を立体的に
一枚の紙に描きだされます。



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「御垂訓」

2019-05-03 00:22:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


八百萬の神は日本古代の神話の神々から始まったもので、
もちろん仏教伝来以前からあります。
権力争いによって相手を倒し、
倒された人々の祟りを恐れて神社を建立し、
神として祀った神が日本にはたくさんありますが、
権力者ですから立派な社を建てることができます。

相手を殺しておいてその祟りが恐ろしくて、
神として祀り祈るのは人間の良心の呵責に対する
エゴの現れでもあります。
以前に読んだ祝詞ですが、
神前では宝のお経といわれる祝詞の中の一節に、
母が子を犯し、
子が母を犯すというのがあって大変驚いたことがありました。
古代社会における近親相姦の風習がうかがえるところで、
これは正法とは全く違った信仰であったはずです。



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「御垂訓」~心の扉~

2019-05-02 00:35:29 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:心のスモッグを
    消すための努力


先の続き・・・

では、どうしたらいいかと言いますと、
神様の光を自分からお断りしているのですから、
暗くて苦しい、その暗くて苦しいことを
一つ一つ反省して
心の曇りを払うことです。

自分が過去にスモッグを出した
原因を一つ一つ知ることです。
そして、心から反省して神様にお詫びをし、
悔い改めた時に、その苦しみは払われます。

自分で勝手に神様の光を遮っているのですから、
誰にも文句を言えません。
自分で綺麗にするしかありません。
心を光で満たせるように頑張ってまいりましょう。



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