今朝。
始発駅でバスを待っていました。
1台のバスがやってきて全ての乗客を降ろし一旦ドア閉鎖。 流れからいくとこのバスに乗って行くことになるのだけど・・・。
10分経過しても、20分経過しても、一向にバスは出発しようとしない。
その間運転手はというと。
肉まんをもぐもぐし、タバコをぷかぷか・・・。
そしてバス待ちの皆さんはというと。
みんなひたすら、黙って待つ!
イラチな面と辛抱強い面を併せ持つ北京の人々なのです。
が、遂に一人の女の子が我慢できず、「いつ発車するん~??」と聞いたところ、運転手は。
「もうすぐや」
この国で“もうすぐ”ほどあてにならないものはない。
で、結局どうなったかというと、30分後やって来たもう一台のバスに乗っていく羽目になったのでした。
・・・最初のバスの運転手は、結局なんやったんや?
さて、そのバスに乗り込もうとしたときのこと。
ず~っとバスを待ってた皆さんはここぞとばかりイラチ精神を発揮され、我先にとバスに乗り込んだのですが、一人の男の子が私に向かって手を差し伸べ、にっこりと「どうぞお先に」と譲ってくれたではありませんか!!!
笑顔で譲ってもらえるということがほぼない毎日でこういう場面に遭遇すると、一気にその彼が。
紳士に見えてしまうのが不思議。
今日は、やたらと笑顔を投げかけてくれる人に出会う日だったらしく、帰りのバスはとっても親切な車掌だったし、買い物に出かけたイトーヨーカドーできゅうりを選んでいたら。
と、倉庫から出したての新鮮きゅうりをくれました。
大きくて新鮮! (だけど、農薬は心配なので、皮は全部むきますが・・・)
ま、そんなこんなで朝からずっとにこにこ笑顔に出会えた今日。
ただ、嬉しい反面慣れないことに遭遇すると、1週間分の笑顔運を使い果たしてしまったのではないか・・・とびびっちゃうのが情けない
~おまけ~
今日は二胡の練習があったのだけど、わざわざ二胡かついで違う路線のバスに乗ってヨーカドーへ行った理由はひとつ。
残りわずかとなったボジョレーヌーボーをゲットするためでした。
うひひ。