春節の北京。
空気汚染はと言いますと、元旦はまだマシだったのですが一昨日は軽度汚染、そして今日はかなりひどい汚染状態です。
でも昨日は風が少しあったせいか時間が経つにつれて改善されてきたので、午後から・・・。
元旦には北京のお寺の中でも一番人が集まるという(徹夜組もいるそうな)こちらのお寺に行ってきました。
チベット仏教寺院 『雍和宮』です。
雍和宮周辺の道路にはお店がずらりと並び、お線香や、
お供え物・・・のほかに。
突然現れる日用品売り。 なぜ、ここで、ボタンを売る?
お店以外に目を引くのは、これまた点在する、
占いの館。
入り口で客引きまでしちゃう占い師もいたけど、商売っ気を出されると逆に彼の占いに疑問を感じてしまうのはなんでや??
それにしても納得できないのは、お線香の値段であります。
(写真はイメージです。 本文とは関係ありません)
雍和宮入り口からちょっと離れたエリアでは一束10元。
ところが、入り口に近づくにつれ線香価格大暴落。
最終的には4束10元ってどういうこっちゃ?
(ふつう、逆ちゃうん?)
1束10元で買ってしまった残念な私たちですが、気を取り直してチケットを購入、いざ雍和宮の中へ!
そうそう、こういう名所の入口でチケットを係員に出すたびに思うのだけど。
半券のちぎり方がものすご~く乱暴。
この日も親の仇のように力を込めて破りっぷりが半端なかった。 なんか嫌なことでもあったのだろうか?
さて、最初の門をくぐると早速お参りの人たちが。
とは言えこの日はお正月3日目だったので人もそれほど多くなく、わりとスムーズにお参りできました。
(元旦の人ごみはそれはもうえげつないらしい)
割高で買っちまったお線香を取り出し、
火をつける!
・・・って、熱い! 熱いって!!!
大惨事であります。
老若男女、みなさん熱心にひざまづいてお参り中。
こうして、お参りをしては建物の中に入り再びお参り、そしてまたその奥へ・・・と続くのですが、途中には。
参拝客がやたらめったら硬貨を投げまくってる文化財が。
『お金を投げないでね』の注意書きがど~んと掲げられているけれど、完全に無視されているところを見ると、もしかしたら私達にしか見えない不思議看板なのかもしれない。
まぁ、投げるだけならまだいい(良くないが)。
あんたら・・・。
落ちた硬貨、拾って投げるなっ!!!
自分の金でやれ、自分の金で!!!(って、これもあかんか)
とまあ、そんな煩悩にまみれた人々も。
一カ所一カ所、ちゃ~んとお参りしちゃうこのギャップ。
ちなみに私たち、最初のポイントでど~んとお線香を大盤振る舞い(というか、後のこと考えずにえいやっ!とお供えしちゃったので)
最後の方はみみちく数本ずつお供え。
本日、雍和宮で学んだ教訓。
『お線香、ご利用は計画的に』
そんなこんなで、人混みはマシとはいえかなりの混雑。
うっかり火のついたお線香で服に穴でもあけられたらえらいこっちゃなので、一通り参拝したらさくっと雍和宮を後にしました。
次に向かった先は、北京最大規模の縁日『地壇公園』。
・・・へ行く途中の川。
凍ってる・・・ように見えて、所々とけてます。
ここ最近、氷点下にならない日もあって寒さもマシなので。
そこのみなさん、川に落ちても知らんで。
続きはまた今度。
お線香、最後の建物に到着する頃には、やっちゃんと2人あわせて3本しか残りませんでした。