はっぱと風とおひさま

風にゆれてさらさらなる。おひさまの光にきらきらひかる。だからはっぱがすき。そんな私のよかった探し

わたしのおばあちゃん

2005-03-07 | ま、いろいろ
私のおばあちゃんの名前はヲミ。91歳。
沢山の思い出があるけれど、どれもとても可愛がってもらった思い出ばかり。

おばあちゃんは長崎にすんでいたね。
小さい頃は私が海にはいるときには一緒に服を着たまま抱いてはいってくれた。
背中がかゆいというと熱いお湯で絞ったタオルでふいてくれた。
遠くに住んでいたおばあちゃんが泊まりで遊びにきてくれて、私が小学校に行っている間に帰らなきゃいけないときには、学校から帰った時寂しくないように沢山のお菓子をおいていってくれた。
ウニをとるのが得意でとりたてのウニを割って食べさせてくれたね。
「ヲミ食堂です。ようこそ。」といっておいしいご飯を食べさせてくれた。私はおばあちゃんの作るイワシのつみれ汁と、きびなごの一夜干とおはぎが大好きだったよ。

渋谷に住んでいた頃はお買い物カートをひいて東急に食材を買いに行くのが日課。

おじいちゃん、おばあちゃん、私の三人で一緒に住んでいた頃は、8時を過ぎると駅まで歩いて迎えに来てくれた。
一緒に買い物にいくとアメリカンチェリーを沢山買ってくれたね。一人っ子になったみたいで嬉しかった。
おばあちゃんのお料理じゃなくて冷凍のピラフが食べたいと言った時も怒らずに好きにさせてくれた。
休みの日にはよく一緒に浅草や、川崎に出かけたね。
時々はおしいれから封筒をだして「おじいちゃんには内緒」といいながらおこずかいもくれた。
体調を崩すと、シロ南天を煎じたものを飲まされたり、にんにくはちみつをなめさせられたり、水にひたしたアロエを飲まされたりしたけど、おかげでそういうものが好きになったよ。

熊本に越してからはあまり会うことは出来なかったけど、何か送るたびに電話で元気な声を聞かせてくれた。
いつも、前向きで「感謝の気持ちで、明るく元気にね」と言っていたね。
病院に入院してからも言いたいこといっぱい言って、みんなでわらっちゃったよ。

私のことをよくわかってくれて可愛がってくれたおばあちゃん。
今日、遠くへ行ってしまったけど、おばあちゃんはいつも私のなかにいる。
気がついてしまったよ。
姿はなくなっても間違いなくそばにいる。
だから泣かないよ。



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