午後2時46分
東日本大震災から6年
あの日は
アシと2人関内で大きな揺れに
怖い思いをしました
避難するために
パシフィコまで歩く途中でみた
みなとみらいのイルミネーション
澄んだ寒空に夢のように
キラキラ輝いていた
あの夜より美しい
夜景はまだみたことがありません
震源に近い東北で
大きな津波や火災が
たくさんの人の命や
暮らしを根こそぎうばっていったことは
日付がかわった真夜中に
やっと家に帰り着いても
まだ知らなかった
今日14時からTBSで放送された
3.11 7年目の真実 「君の名は。」の“出発点”
映画「君の名は。」の
新海 誠監督が
震災後すぐに閖上地区に行ったときに
感じた事から
この映画が始まったと語っています
地震、津波で住んでいる町がなくなり
家族や友達、自分の命まで失う
そんなことは
自分にも起き得たと
おもったことから
入れ替わる2人を描いたそうです
そしてあのとき
もっと地震や津波について
知らせることができたら
という膳場アナの言葉にも
うなずけました
「君の名は。」にでてくる空も彗星も
とても美しい
そんなおそろしいまでの美しさは
自然の圧倒的力により
起きる悲劇に比例しているみたいだ
新海監督がみた閖上地区のきれいな空と
流された町の対比は
なすすべなく避難する
私の前に広がったみなとみらいの光のように
きっと他の人にも
共感できたものがあったと思う
あの日に戻って
大切な人を助けたい
家族、友達、家、町、学校、仕事
いろいろなものを失ったうえに
後悔まで抱えて
たくさんいる被災した方に
心の平安と安らげる居場所が
あることを祈っています
映画のように運命はかえられないけど
復興は少しずつ進んでいるようです
あれから6年
なにもしてこなかった自分を
ちょっと残念におもいました