台風19号関連
台東区の避難所が
ホームレス拒否し物議
ネットでは「自己責任」の声も
「日本社会の分断あらわに」
ヤフーのニュースでみた
記事の見出しだ
要約すると
『台東区が区民と確認できなかった
ホームレスの避難所への避難を拒否
これに対してそんなことがあってはならないと
政府が見解をしめしたが
ネットでは
避難所へ避難させることを拒否したことは
当然であるという意見が多くよせられた
このことは日本社会の分断が
すすんだといえるのでは?』
なるほど
記事に対してのコメントを
みてみたけれど
確かにホームレスを避難させることに
反対の意見が多くみられた
まあ、一言でいうなら
みんな自分が大事なのね
衛生上よくないとか
匂いが嫌とか
子どもや女性が不安がるとか
ペット連れさえ遠慮するのにとか
生活保護も受けずに
自由に暮らしているくせにこんな時だけとか
まあ、これすべて
ホームレスへのただの罵詈雑言だよね
色んな考えの人がいて
それは当たり前で
別にそこは否定しないけれど
あんなにひどい台風の中
外に立って一晩過ごすって
ひょっとしなくても命の危険なのに
そんな命より
みんな自分が嫌な思いしないことの方が
大切なんだね
ホームレスの悪い部分に対する
想像はいくらでもできるのに
台風がきているそのとき
理由はなんであれ
避難するところもない人の
気持ちは想像できないんだね
これまでの所業のせいなんだから
避難所に入れないことも受け入れろ
それはあながち間違いではないかもしれない
自己責任だって?
それもそうかもしれない
そういうことをいう人は
自分はこんなにがんばって
嫌なことも受け入れて生活してるんだから
自分は避難所にいれてもらえて
当たり前の人間だ
権利があるといいたんだろう
でもそれって
ほんと?
避難所がいっぱいで
誰かを出さなくちゃいけなくなったら
それは区民外の人?
そこで命の線引きをするなんて
本当に主張するの?
まず考えなくてはいけないことは
人間の命はみな大切なのに
生活弱者の命は軽いって思ってることだ
ホームレスの命にみてみぬふりをする
それが正しいと意見することは
区別ではない差別だ
自分は汚くない
病気も持ってない
仕事もある
ホームレスになんてなるはずがない
ランク上の人間だと
自覚がなくても
思っているはずだ
でも現実として
そう考える人が沢山いるのなら
それはみなで議論して
いい方法を考えるときがきたということだろう
今回は避難所への受け入れ拒否は
議論のなされない中
力関係が働いて
たった2人のホームレスより
その他の優位な立場の人たちを
優先させたために起きたことであり
だからこそ
お互いの立場で物をいい
ことが命にかかわることなので
大騒ぎになったのはしょうがない
でもほんの1日
台風がきてる時だけなのに
あの強風の中助けてあげなかったことは
間違いだと思う
そして
ホームレス批判をする人たちは
その余った力を
お互いが気持ちよく避難できる
方法を考えるためにつかったほうが
有益だよね
記事では
日本社会の分断と書いてあったけど
そんなことは今始まったことではなくて
昔の方がもっとひどかったと思う
昔なら たかがで終わってた事が
こんなにとりあげられて
意見を交わす人がたくさんいて
またひとつ意識が変わってなにかが動く
これは悪いことではないよね
格差や分断というより
他人から被ったちょっとした
迷惑くらいは
笑いとばせる心の余裕をうしなった
ってことだと思う
さみしいね