5月5日
三河みりんの里へ行ってきました。
『オール読物』で三河みりんの特集を読んでから行きたいと思っていました。
パパの実家のある岡崎からそう遠くないというので早速行くことに。
地図を見ながらいくと碧南の大浜『九重味醂』に行きつきました。
落ち着いた風情あるたたずまいに車を降りて散策することにしました。
おもいもかけず、そこにはのんびりとした海辺の町の路地がありました。
みりん工場がお休みだったのでどうしようかと辺りを見てみると、道の反対側に観光マップが・・・。
素敵な町並みがまだまだあるみたいです。
よくみるとマップの横に「大浜まちかどサロン」の看板が・・。
そこは、観光ステーションでした。
無料駐車場や無料貸し自転車がありトイレも綺麗。観光マップもおいてあります。
とっても親切な案内の方もいて、お寺めぐりのスタンプ用紙までもらってしまいました。
10箇所のお寺をめぐりスタンプを全部集めるとバンダナがもらえるそうです。
もともとみりんが目当てだったのになんだか思わぬ展開になってきました。
でもお天気もよく、のんきな風景をみていたらもう少し散策したくなって自転車を借りることにしました。
しかし!これがまた派手ですごく恥ずかしい。
途中で小学生の男の子に呼び止められ、「この自転車はなんですか?レースでもしてるのですか?」と聞かれたときにはがっくりきてしまいました。
ココ大浜はお寺の多いところで、また思いもかけず立派なお寺ばかりでした。
4箇所くらい立ち寄りましたが、お堂はひんやりとしてとても良い感じでした。
おりしも翌日の6日は母の10回目の命日でしたので、遠くに離れてお墓参りにも行けない不詳の娘としては、丁寧にお参りしてきました。
さて、ここは海辺の町。こんな素敵な風景もみることができます。
町にはこんな古い床屋さんも・・・。
ちゃんとくるくるまわってました。
古い町並みの中にある「大杉屋製菓」でいちご餅(いちご大福)を買って食べました。お店には「三河土人形」が飾ってありました。
端午の節句らしい力強い人形達です。
自転車に乗っていたら、前方から来る背広の男の人達がみんな「こんにちは!」といって通り過ぎます。
ここはなんてみんなフレンドリーなんだろう・・と思っていたらなんとその人達は観光協会の人達でした。
私達が使っていた観光地図やスタンプラリーを作った方たちとかで、遠くから来たと言う私達にとても親切にしてくれました。
「なにをしにここへ?」
「みりんを買いに・・」
「どこから?」
「横浜からです」
「えー!横浜?そんなはずがない」
「どこかに親戚でもあるんでしょ?」
「はい、岡崎に・・・」
「そうでしょう!」
同じような会話はみりんを買った「角谷酒店」でもありました。
よっぽどここは遠くから人が来ないとこなのかと・・・ちょっと苦笑い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2b/b26f69946eee3cb4638bb2a04bcb4b2c.jpg)
観光協会の方たちが説明してくれたお堂。
「今日は地元のお祭があるのでゼヒみていってください」
といって帰っていった観光協会の方に聞いたお寺にいってみると(徳川家康の幼名竹千代をつけたゆかりのお寺)お年寄り達が舞台の上でカラオケ大会をしていました。セリフいりの歌を歌っていた白髪のおじいさん、とって上手でした。
おとしよりの元気な町です。
みなさんとても親切でフレンドリー。のんびりしていて海風がさわやかです。
ぜひ、一度いってみてはいかかでしょうか?