安保法案が可決されました
日本は他国との交わりの中で
現実的に考えると
この法案を成立させなければ
自国を守れないのか
自国を守る武器になるというなら
それは他国を攻撃するという
側面を持っているということだ
こっちが武器を手にすれば
相手も武器を手にするだろう
終わりはない
そしてそれは
自衛隊を直接日本を攻撃された時
以外にも戦闘に参加させると
いうことだ
なにがあっても
戦争はしないという誓いと
法をまもってきたこの70年間の
平和を望む一つの誇れるかたち
日本の素晴らしい宝物を
捨ててしまうことだ
大切な宝物を
かかげて平和を唱えていくのは
理想論であろうし
それを貫くなら
かなりな痛みも
がまんしなくてはいけない
それこそ
自衛隊の犠牲者は出なくても
一般国民に犠牲者がでるかもしれない
それでも戦わない
それくらいの気持ちの強さが
必要だと思う
他国と戦わないというのは
自国に痛みを伴うことも
あるということだ
それでもそれを願う人たちの
希望はここでとぎれた
それも
説明も検討も国民に十分
わかるようにすることもなく
強引に進められた
この強引さが
先の戦争のときの
国のやり方を思い出させて
とても不快だ
一見この法案に賛成だった人たちは
強い人におもえるが
本当は怖がりで自分を守るために
武器で武装し、
自分が痛い思いをしないために
他人を攻撃する
そうみえてくる
どちらともいえない
難しい問題だが
法案はとおってしまった
ヘイトスピーチや
やられたらやり返すでは
きっと本当の平和は手に入らない
考え方の異なる他国と
渡り合うのはたいへんなことだ
やられっぱなしに
嫌気がさして
日本だってこんなことできるんだぞ
なめるなよ
と言いたい気持ちもあるだろう
たけど
それを武力や武器で解決しない
そんな平和的な方法を選ぶ
稀有な本当の意味で強い
日本でいたかった