「たのしいふゆごもり」という絵本があります。(福音館書店・片山令子 作・片山健 絵)くまの親子がふゆごもりの仕度をする一日のお話です。秋の黄金に輝く森とシンシンと一面のふりつもる雪。絵には音がないはずなのに、まるで本当に森にいるように、葉の落ちるちいさなかさかさという音や、雪の夜のピンとはりつめた空気の気配まで感じられます。まだひとりで眠れないこぐまは、一緒に眠るぬいぐるみをおかあさんにつくってもらうことになりました。冬ごもりのために一つ一ついろんなものを集めて回るお母さんについて、こぐまも森のお友達と遊びながらお手伝いをします。そして・・・。ほんわかな気持ちになれるお話です。はじめて読んだのは飛行機の中でした。飛行機の備品でしたが、この本を選んだ人はすごいなとおもいました。今、ちょうど冬ごもりの季節ですので一度よんでみてはいかかでしょうか?
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