今日はパパと
毎日新聞5万号・創刊143年記念
中村修二教授特別講演会に
行ってきました
毎日新聞で講演会参加者を
募集していたので申し込んだら
当選したのです
今日2月21日は毎日新聞の
創刊記念日です
2014年度ノーベル賞物理学賞を
青色発光ダイオードの開発により
受賞された3人のひとりである
中村教授のお話をきけるなんて
本当にラッキー
講演会参加者は
ちらほら小中学生や大学生も
見られましたが
ほとんどは年配の方々でした
青色発光ダイオードの
開発の話は難しく
(おそらくかなり簡単にまとめられていたのだとおもうけど)
残念ながら私には
ちんぷんかんぷん
しかしそれ以外は
ちゃんと解りました
中村教授がLEDを
実用化して流通できるようにしたから
ノーベル賞を受賞したという
報道は違っていて
ちゃんと発明した結果受賞した
ということを力説されていたのは
おどろきでした
私自身、報道を信じるしかなく
それをまるのみにしていたからです
報道の方だけではなく
科学者やその組織の方までが
間違った情報を発信したことが
ゆるせないようでした
そのほか裁判のことなども
お金のためにしたことではないと
おっしゃっていましたし、
日本の司法はだめだーというような
話もありました
中村教授はかなりパワフルで
自分の中で白黒はっきりしたことに
ぶれがなく、しっかり主張する
そういうかたにみえました
ノーベル賞のメダルの感触は?
と聞かれた時に
「別にただの金属ですよ」
と答えたのは
マスコミ報道に辟易していたから
というような話をして
笑いをとっていました
いわゆる日本的な
まわりに気を使って言葉を選ぶとか
言いたいことを飲み込むとか
そういう風ではないので
みんなの思う品格のある学者像との
ギャップがあるんだろうな
と感じましたが
自分を守るために
自己主張をはっきりするのは
悪くないと思いました
偉業を達した方々は
人格までとやかくいわれ
白鵬もそうだけど
言動が問題視されるけれど
そんなの気にしてたら
窮屈だろうなと思います
影響力が大きいから
それなりの自重は必要だけれど
意見をはっきりいえないなら
それは残念です
講演会の後半は
「はやぶさ」の
プロジェクトマネージャーの川口淳一郎さんと
毎日新聞東京本社編集編成局長の
小川一さんと
毎日新聞デジタル報道センターの
元村有希子さんも加わり
座談会がありました
こちらは
記事にしやすい
一般の人にも親しみやすい話題を
新聞社の方が2人の教授に
質問する形でしたので
楽しい時間でした
とくに川口さんの
言葉には爽やかな力がありました
もうだめだという絶望を
感じたことはありますか?
という質問に
絶望というより
宇宙事業に関われていることが
幸せで夢のようなことだという
思いがあるので
絶望だって幸せの中のものだ
というようなことを
おっしゃっていました
だれも達成していない
未踏の夢を追うときに
本当にできるのかなとか
悩みますか?
の質問には
できると思ってやっている
できないとは思っていない
とはっきり答えてられました
とても素敵ですね
他にもいろいろ
お話はありましたが
それはまた毎日新聞で
特集するそうですので
そちらをごらんになってください
毎日新聞のサイトからも
映像でみることができます
今回はノーベル賞受賞者の中村教授と
はやぶさのリーダー川口教授の
お話が聞けて幸せでしたが
実は毎日新聞をずーっと読んでいる
私にとっては
今回毎日新聞の
伊藤さんや小川さん、元村さんの
姿をみることができたことも
たいへん嬉しかったのです
毎日新聞5万号の記念講演会は
毎日新聞に携わる方々の話しを
きけるような場であっても
よかったかもと思いました
講演会はCOREDO室町の
日本橋三井ホールでした
やっぱりあの辺りは
華やかですね
車で行ったので帰りは
ちょっと皇居まわりや
浅草や東京駅、霞が関のあたりを
うろうろと走ってかえりました
車もすくなくて
きらきらしたビルがとても
きれいでした