Mature
それは「ルパン三世 カリオストロの城」の、言わずと知れた(?)あの名シーン、ラスト近くのルパンとクラリスの、あの別れのシーンです。
何故こんなことを今の時期に思い出したかと言いますと、三蜜を避けよう、握手もハグも駄目だよ〜って聞いてああ…ってなんか発想が飛んだんですね。
若い頃、いつくくらいで初めて観たのかは忘れてしまいましたが、まあヤングだったのは確実で、詳しく書いてしまうと観てない方にはネタばれになってしまうので書きませんが、観たことのある方はああ、はいはい、と分かっていただけるのではないかと思うのですが、あのルパンが、クラリスを、そうあのあれです、あることを、我慢することです。
この映画も、結構テレビで何回も放送していると思うので、何気に何回も観る機会がありますね。何回も観ているとだんだんと話の内容も覚えてくるし、このシーンが好き、と思って集中して見るシーンがあったり、セリフを言えてしまったりなど色々と視聴歴史(?)が積まれていったりする場合もあるかと思うのですが、その各シーンから受け取る印象や感動みたいなものは、何度観てもそんなに変わらなかったりするのですが、ですが。
そのラストシーン、最初の頃に持った印象は、ルパンの取った行動は理解し難い、でした。いいじゃん、やっちゃいなよ〜と若気の至り的な感覚で観ていました。それが、ああ…分かる…と、オトナっぽく頷いているジブンがいることを、ある時発見してしまいました。
おお…理解できてる。ってことは、モノゴトにはそれぞれ、複雑なオトナの事情あるんだよ寅さんだよ、が理解できるオトナになったんだねぇ(遠い目)…いつの間にかオトナにねえ…って、ことですね。
相手のことを思って、それをすることをガマンできるオトナでいる。理想です。
*I’m not sure if my English grammars are correct.
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